最後にロスに寄り、夜景を見て旅を締めくくりました。
そして、無事帰国しました。
帰ってきて改めて日本はいい国だと実感しました。
道はキレイだし、ご飯は美味しい、接客は丁寧。
そして何より、トイレで紙が流せるのに感動です。
日本にいたら当たり前のことですが、
意外と流せる国は少ないんですよ。
今回の旅で、たくさん騙され、お金を盗られたこともありました。
でも、それ以上にいろんな国で
たくさんの人に親切にしてもらい、助けられました。
人って独りでは生きていけない。
支えあって生きているんだなっていうのを感じました。
海外に行くまでは、困っている外国人を見かけても
英語が話せないから、自信がないから、
という気持ちになって敬遠しがちでしたが、
これからは、日本で困っている外国人を見かけた時は、
絶対助けてあげようと強く思うようになりました。
僕が海外で親切にされたように。
言葉があまり分からなくても、
現地の人が親身になって助けようとしてくれると、
ほんとに嬉しいんですよね。
結局分からなくても、その気持ちだけで
その国に対する印象が、がらっと変わったりもします。
逆に言えば、1人に冷たくされるだけで
その国全体の印象が悪くなってしまいます。
なので、困っている人を見かけた時は、
少し勇気を出して助けてあげてほしいです。
言葉なんてボディーランゲージとかで何とかなるものなので。
気持ちが大事です。
とりあえず今は、久しぶりの日本を満喫しています。
また今度、南米の観光スポットの紹介も書こうと思ってます。
たぶん。。
かっしゃんでした:)
最近、旅をしていると卒業旅行に来ている人とよく会います。
もう卒業旅行のシーズンなんですね。
ということは、卒業シーズンってことですね。
高校生の頃は、卒業旅行として
スノボーに行ったのが懐かしい今日この頃です。
大学生の卒業旅行の鉄板と言えば、ヨーロッパですね。
特に、なぜかイタリアが多いような気がします。
確かにオシャレですもんねー。行ったことはないですが。
僕もこの旅中に1ヶ月ヨーロッパにいました。
と言っても、東欧のほうですが。
あまり馴染みのない東欧ですが、行ってみると、
中世のヨーロッパの町並が
そのまま残っていてすごく良かったです。
道は舗装されていないところが結構あり、
アジアを思い出しましたがw
ここはアルバニアです。
マドがいっぱいの町でした。
【千の窓を持つ町】と呼ばれているみたいです。
ロンプラ情報では。(地球の歩き方には載ってません)
モンテネグロ
クロアチア・ドブロヴニク
ジブリでは、魔女とか豚が飛んでいるところです。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
サラエヴォ事件の現場。
ここで、第一次世界大戦の
引き金となる事件が起こったなんてね。
スロヴェニアの洞窟。
ポーランド・アウシュヴィッツ強制収容所
ドイツにあると思われがちですが、ポーランドにあるんですよ。
ここは一生のうちに訪れるべき場所だと思います。
人が人に対して、
ここまで残虐なことができるものかと思わされます。
史上最悪のことが行われていた場所。
そして唯一、西欧で行ったのがドイツ。
ゴシック様式最大のケルン大聖堂
ここは僕の憧れの場所でした。
初めて見たとき、こんなに美しい建造物があるのかって
衝撃を受けたのを今でも覚えています。
期待通りの美しさと存在感でした。
ちょっと刺激ある卒業旅行をしたい人は是非東欧へ。
かっしゃんでした:)
今年も2ヶ月が過ぎましたね。早いですねー。
僕の旅も残すところ1ヶ月になりました。
残りも全力で楽しもうと思います!
ヨルダンからキングフセインブリッジ
という橋を渡り、イスラエルへと行ってきました。
何かと入国が面倒なイスラエルに入るには
ここを通るのが、1番すんなりと入国できるみたいなので。
入国の際に重要なのは、
イスラエルの入国スタンプをもらわないこと。
なぜなら、もしスタンプを押されてしまうと
アラブ諸国のイスラエルと仲が悪い国に行く際、
入国拒否されるからです。
これは困る。
まだまだ行きたい国もあるし。
だからノースタンプで行く必要があります。
僕はイランのスタンプを持っていたので、
入国の際にいろいろと聞かれるだろうなと思いつつ国境へ。
イミグレで「ノースタンプ プリーズ」って言うと、
イランに何で行ったのか簡単に聞かれたくらいで
すんなり通ることが出来ました。
ちょっと拍子抜けしましたが、無事入国できました。
12カ国目、宗教の聖地がある国イスラエル。
イスラエルはこれまでの国と比べると物価が高い。
マックの一番安いセットで1000円を越えてきますw
特に僕が向かったエルサレムは、
イスラエル中でも一番物価が高い場所。
そんな物価の高いエルサレムでの僕たちの救いは、
イブラヒムおじいちゃんのpeace houseがあること。
ここはホステルやゲストハウスではなく、
彼がボランティアでやっている家。
なので部屋代というのは存在せず、
ドネーションという形でお金を納めます。
暗黙の了解で値段は決まっているのですが。
食事もイブラヒムさんが作ってくれます。
僕たちの顔を見ていうのは、
「welcome」
「eat」
だいたいこの二つですw
ご飯付きでこの金額のドネーションは安すぎます。
普通のホステルなら完全に潰れちゃいますね。
ここは利益を求めていない、
イブラヒムさんの想いだけで存在している場所。
ほんとは世界でも有名な人なんだけどね。
ホワイトハウスに招待されるほどの。
さて、エルサレムと言えば、
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教、3つの宗教の聖地です。
イエスが処刑の前に十字架を背負わされて
歩いた道や生き絶えた場所、
嘆きの壁では、ユダヤ人が壁に向かって嘆いていたりします。
ユダヤ教の聖地、嘆きの壁
キリスト教の聖地、聖墳墓教会
イスラム教の聖地、岩のドーム
なかなか見ごたえのある、興味深い町でした。
バスで少し行けばパレスチナにも行けますしね。
イスラエルは5日だけの予定だったのに、興味深かったのと、
イブラヒムハウスの居心地が良かったのとで、結局2週間も滞在していました。
この旅1番の滞在になりました。
毎週金曜日の日没から土曜日の日没にかけてが、
ユダヤ教、キリスト教の安息日にあたります。
この間は一切の労働が禁止され、
店が全てと言っていいほど閉まっています。
家庭でも火を使うと労働とみなされるので極力使わないそうです。
金曜日の日没になると、嘆きの壁の前にユダヤ教の人たちが一斉に集まり、
壁に向かって嘆きを、そして祈りを捧げます。
それが終わった後、いろんな場所で集会が行われるらしいです。
その集会に、宿にいたアメリカ人ユダヤ教徒が連れて行ってくれました。
ほとんどがヘブライ語だったので内容は分かりませんでしたが、
ユダヤ教の人たちの結束力が強い理由が垣間見れたように感じました。
ユダヤ教を中心に動く国。
この国を知ろうと思うと、
まずはユダヤ教を理解しないといけないように感じました。
海外に出てよく聞かれる、「あなたの宗教は?」という問い。
この問いに皆さんなら何と答えますか?
僕は、日本人の大半は仏教徒でありながらも、
それを意識せず生活している人が大半。
なので、「日本人は無宗教である。」と初めのほうは答えていました。
僕だけではなく、皆さんもこう思っているのではないでしょうか。
しかし日本では、生活の中に宗教が根付いており、
意識していないだけで実は宗教的行いが
日常に隠れていると思うようにもなりました。
例えば、
ご飯を食べる前にすることと言えば、
手を合わせて、いただきますと言いますよね。
小さい頃からこう教わってきたと思います。
この手を合わせるという行為は、仏教的動作であり、
いただきますというのは、全てのモノに魂が宿っていて
それを頂くことに感謝という意味を表しています。
これは神道的考えからきています。
このように、いただきますという動作一つを取っても
宗教の存在がちらほら見えてきます。
ただ日本人はそれを無意識にしてるだけ。
なので僕は、仏教と神道を信仰していると答えるようになりました。
これらは多神教であり、一つの神しか信じない宗教とは違い、
全ての宗教を否定することなく認めています。
いろいろな考え方を受け入れられるということですね。
すごく寛容。
ということを宗教聖地・エルサレムで改めて考えさせられました。
かっしゃんでした:)
10カ国目は、エジプトでした。
エジプトといえば、真っ先に思い浮かぶのはピラミッドですね。
想像していた以上にめちゃくちゃデカイ!
これだけのものを昔の人がどうやって造ったかは、確かに謎ですね。
そしてエジプトについてよく言われるのが、人が「うざい」。
それを聞いていたので、かなり構えてエジプトに入りましたが、
全然いい人たちでした。
エジプトで会った旅行者もエジプト人はいい奴らだ!
って言ってましたしね。
どことなくインド人に似ている気もしましたが。
ただ、ピラミッドのあるギザの人たちは全員うざい!
これだけは言えます!
まずギザの町に足を踏み入れた瞬間から、誰も信用できません。
ピラミッドに近づくにつれてそれが酷くなります。
この周辺では、99%の人が騙してきます。
なので、行きたい人は気をつけて!
相手が子供でも気を許しちゃダメですよ。
実際お金を盗られた人が何人もいるので。。
あとは砂漠ですよね。
エジプトには白砂漠・黒砂漠と呼ばれる砂漠があります。
ここへはツアーに参加して行きました。
ランクルで砂漠を駆け抜け、
白砂漠
黒砂漠
へ行ってきました。
夜は星空の下、砂漠の上に寝転がり、眠りにつきます。
遮るビルなどがないため、当たり前になっている、
太陽が沈み月が出る。
月が沈みまた太陽が昇る。
地球は回っている、ということを強く実感することができました。
砂漠の上で寝るのは、ほんと気持ちいいですよ!
オススメです。
そしてエジプトには、ナイル川があります。
昔、エジプト文明は「ナイルの賜物」とか言われていましたね。
それくらい重要な川が首都カイロの中を流れています。
カイロに住んでいる人に聞いたんですが、
エジプトは水道代が無料とのこと。(カイロだけかもしれません)
これもナイルの賜物なんでしょうかね。
エジプトから紅海をフェリーで渡り、ヨルダンへ。
ヨルダンの見所といえば、ぺトラ遺跡です。
ただ、ここの入場料が高い!学割も使えなくなってたし。
ヨルダンは、国自体収入源があまりなく、観光業に頼るしかないみたい。
なのでぺトラの入場料は、高くせざるを得ないようです。
それにしても高かった。
それだけの価値はあるとは思いますが。
あとは、ヨルダンとイスラエルにまたがる死海ですね。
浮かぶとは聞いていましたが、ほんとに浮かびます!
ちょっと舐めてみましたが、しょっぱいと言うより、舌が痛い。
刺激物ですね。キズがある人は激痛です。
目に入るともう悲惨。
でもあそこまで浮くと気持ちいいですよ^^
かっしゃんでした:)
トルコのイメージと言えば、
どういうことが思い浮かびますか?
よく言われるのは、親日家が多いということ。
昔、日本人がトルコ人を助けたのが理由だとかどうとか。
それはかなり昔の話になるので、
今の人は知っている人自体が少ないみたいです。
実際、親切な人はいますが、
それは他の国とそんなに大差はないし、
日本人だからということではないように感じました。
トルコ人はかなり適当で腹が立つことも多々あったしね。
トルコはアジアとヨーロッパの中継地点、
西に行けば行くほど街並みはヨーロッパっぽくなっていき、
キレイな街並みが広がっています。
日本に人気の理由が分かります。
料理も三大料理の一つだ
って言われているだけあって、美味しいしね。
そしてなんと言っても見所が多い。
トルコの目玉といえば、カッパドキアですよね!
キノコのような奇石が一面に広がっています。
ラクダの形をした岩もあります。
地下都市も残っています。
首都・アンカラは特にこれといって何もないけど、
アンカラ城からの眺めはなかなかいいです。
その他には、「夢の地」と呼ばれている修道院や
パムッカレの石灰棚もあります。
ここはオススメです。
石灰棚を流れる水は、温泉になっていて、入ることも可能です。
ブルーモスク。
イスタンブールの街並みは本当にキレイでした。
トルコは日本人に人気の観光スポットだけあって、
日本の観光バスをよく見かけました。
ご飯は美味しい、観光スポットは多い、街はキレイ。
もう旅行にもってこいの国ですね。
もしトルコに行くことがあれば、
トルコ名物(日本人にだけらしいですが)、
サバサンドを食べてみてください!
これはおいしい!地元の人は食べないみたいですが。。
かっしゃんでした:)
2012年。
マヤ暦の続きがなく、
世界の終焉だとかなんとか囁かれていましたが、
無事、2012年も明けましたね。
皆さんは年越しをどう過ごしましたか?
僕は、世界で1番盛り上がると言われる、
NYCのタイムズスクエアで年を越しました!
行ってみたいという気持ちがあったのと、
友達にNYで一緒に年を越そうって誘われ、ここで年を越しました。
噂に聞いていた通りの盛り上がりで、最高に楽しかったです!
ただ、タイムズスクエア内で年を越すまで12時間待ちました。
気温0度の中。。
それに、トイレに行くためにスクエアの外に出ると
二度と戻って来られないので、みんなトイレを我慢するのに必死でしたw
その覚悟がある人は1度は行ってみてもいいと思いますよ!
1度で十分ですが!
僕はもう二度と行きません!w
やっぱり正月はコタツに入って過ごすのが一番ですね^^
それでは、今年もよろしくお願いいたします。
かっしゃんでした:)
どうしても危ないイメージがつきまとうイラン。
その国へ行ってきました。
まずイランに入るのには、最強の日本のパスポートをもってしてもビザが必要で、
日本で取得する場合は簡単だそうですが、僕は全く予定を立てずに出たから、
ビザを持ってるわけもなく、どこかで取らなければいけないという状況に。
それについて考え始めたのが中国。
そして、インドから飛ぼうと考えていた僕のこの時点での選択肢は3つ。
1.インドのイラン大使館で取得する
2.e-visaというネットで申請して空港で取得する
3.何もせずイランの空港でアライバルビザを取得する
インドでの滞在期間は短く、そこではトランジットビザ(3日程しか滞在できない)
しか取れないという情報があり、真っ先に削除。
アライバルビザも取れる人もいれば、取れない人もいて、イラン出国の航空券が必要とのこと。
イランからトルコに陸路で抜けたい僕にとって、出国の航空券は無駄でしかない。
アライバルを取る場合、運が悪ければ、インドからの飛行機に乗れなかったという情報もあったので、
一番安全な2を選びました。
しかし、これが使えない。。何回アクセスしても繋がらない。
調べてみると、もう2年ほどずっと工事中だそうで、いつ再開されるかわからない。
使えれば便利なシステムなのに、意味がない。
なので、アライバルに賭けるしかない状況に。
僕は絶対行けると思ってましたけどね。
そしていよいよ空港へ。
何の問題もなくチェックインが終わり、楽勝だと思いイミグレへ行きました。
そんなに上手いこと行くはずもなく、問題が起きました。
スタンプをもらうためパスポートを渡し、待っていると、
「イランのビザは?」
「アライバルを取るつもり」
「ってことは今は持ってないんだよな?」
「そういうことになるね」
っていうやり取りをした後、その人が偉そうな人と話始め、
僕は別室へと連れて行かれました。
そこでは、何でイランに行くんだの繰り返し。
何度も何度も聞かれ、その度に観光!って答えてました。
終いには、何でインドから行くんだ?日本から行くのが普通だろ?とか聞いて来たので、
じゃあ何でインドから行っちゃダメなの?日本から行くより近くて、航空券安いでしょ!
って言ってやりました。
そしたらわけわからん。みたいなこと言われ、また質問攻め。
それなりに準備はしていたので、全ての質問に答え、ひたすら待っていました。
そうすると僕が利用する航空会社の人を呼んで来てって言われ呼びに行くとそこで、
次は違うイミグレのゲートに行けば大丈夫、大丈夫!
ってすごく軽く言われましたww
その言葉を信じ、恐る恐るパスポートを差し出すと、あっさり通っちゃいましたw
その後は、さっき別室に連れて行かれた人に会わないようにと大変でしたが無事、
飛行機に乗れアラブを経由しイランのシーラーズに到着しました。
(乗り継ぎの時にも、少しもめたんですけどね。)
(※僕の知り合いは、もめて日本に強制送還になったので、運次第ということですね。)
シーラーズには、有名な古代都市の遺跡、ペルセポリスがあります。
巨大な都市がここに築かれていたんですね。
エスファハーンのエマーム広場。
かつては、「世界の半分」と呼ばれていた場所です。
滞在した3日間、毎日通ってました。それくらいキレイな広場です。
首都テヘランの旧アメリカ領事館には、反アメリカの絵が描かれています。
あくまであったということを書いてるので、他意はありません。
アメリカ嫌いが表面上に現れてますね。
イランでは、アメリカ系列のカードが一切使えません。
それに、ATMでお金を引き出すためには、イランのキャッシュカードが必要になります。
なので、外国人はお金を引き出せません。現金を持って行かなければいけません。
そのお金は、USドル。
なんか矛盾してるような気もするけどな。
イランと言えば、バザールが有名なんですよね。
いろんなものが置いてあり、見て回るのは楽しいです。
タブリーズって場所にある、ミニカッパドキアです。
イラン人は、旅行者に対してほんとに優しいんです!
歩いてるだけでみんな声をかけてくれるし、チャイもご馳走してくれます。
(女性の一人旅は除きますが)
なぜなら、イランは敬虔なムスリムの国で、ムスリムでは、旅人は神様が連れてきた人だ。
ということになっているそうで、親切にしてくれます。
僕たちのことをツーリストじゃなくて、ゲストだって言ってくれましたしね。
でも、女性に対しては冷たいみたいです。宗教上ね。
僕が旅している限りでは、そんなに危険だとは感じませんでした。
パキスタンとの国境沿いは、やはり治安も悪く、危険らしいので、
簡単にオススメだとは言えませんが、
僕の中ではイランが、今のところナンバーワンに人がいい国で好きです^^
かっしゃん:)
海外に出て何が成長したかって、胃腸が強くなったかな。
日本にいる時は毎日お腹痛かったのにねw
成長の成果が試されるインドです。
念願のインドに来て思ったことは、ほんとに人が多い!
そしてバラナシは、動物園か!
って言いたくなるくらい、いろんな動物が共存しています。
ウシ、サル、イヌ、時々ヤギ。そしてインド人!みたいな感じで。
バラナシの道は迷路。
3日いたけど、結局道は覚えられず。
毎回道に迷ってました。。
そしてここバラナシと言えば、
インド人にとっての聖なる川・ガンガーですね。
生と死の場所。
ここにはインド人の全てが詰まっているような気がします。
生活の一部なんですよね。彼らにとって。
ガンガーで沐浴し、洗濯もする。ゴミも捨てるし。
そして歯磨きまでする。歯ブラシは使わず指で!w
バラナシでは毎朝、ガンガーに行き、
沐浴しているのを見ながら、チャイを飲んだりしていました。
ほんとにチャイどこで飲んでもおいしい!
カレーはたまにおいしいくらいだけどね。
日本では、紅茶は俄然ストレート派ですが、
インドに来てミルクティーも好きになりました^^
そして念願のガンガーでの沐浴にも挑戦しました。
入った4人に1人はお腹を壊して病院に行くっていうし、
日本で一番強い菌をガンガーに入れると、その菌が死ぬって言われ、
この川がある限り地球の環境問題がなくならないと言われる川に。
入ってみて、思ったよりも汚くない。(実際は汚いですけどね。)
お腹を壊すこともなかったし。
人によるみたいですね。
あとは、バラナシにヒンディー語の
語学留学をしている知り合いにも会いました。
彼女は、日本で会った時よりもかなりたくましくなってましたね。
インドに住むと、たくましくならざるを得ないらしいです。
そして今回インドは10日間しか日程を取ってません。
中途半端に長くするより、今度じっくりと回りたかったので。
なので今回は弾丸です。
そして王道のアグラのタージマハルも行きませんでした。
全然惹かれなかったのもあるし、
言ってみれば、王様の都合で作った、ただのお墓やもんね。
これはアジャンター石窟寺院です。
石を削って造られた寺院です。
ここの壁画は保存状態もよく、キレイに残っています。
こちらも石窟寺院で、エローラ石窟寺院です。
そしてたまたま寄ったオウランガバードという町に、
ミニタージマハルと呼ばれるものがありました。
確かに似てるけど、細い!
そして次の目的国、イランへ行くため、
インド第二の都市・ムンバイへとやってきました。
インド門です。
ここの町並みはインドじゃないです。
モスクが立ち並び、ムスリムもかなり多いように感じました。
そして物価が高い。特に宿が高かった。。
質はめちゃくちゃ悪いのに。。
「インドへ行くと、人生観が変わるよ」
よく言われる言葉です。
しかし、僕はそうは思いませんし、変わりもしませんでした。
インドで長期で住むと変わることはあると思いますが、
僕たちのような旅行で1ヶ月や2ヶ月行った位では、
変わるわけがないです。
ただ衝撃を受けて、価値観が変わったと思ってるだけだと思います。
行っただけで変わるような人生観は
元からあってないようなものではないでしょうか。
人それぞれ感じ方は違いますが。
確かに、死生観については考えさせられることはあったけど。
インドが好きか嫌いか。正直どちらか分かりません。
でも嫌いではないです。
いろいろあったけどもう一度行きたいって気持ちは変わってません。
今度はゆっくり南の方を回ってみたいかな。
一度、自分で確かめてみてはどうでしょうか?
かっしゃんでした:)
ネパールからインドへは陸路で入ったのですが、その時の話です。
ルンビニでは、韓国寺に泊まっていて(ルンビニは仏教にとっての聖地で
各国のお寺がいっぱいあり、中には宿泊施設を併設している)
そこを出発し、インドに向かおうとした時に、
お坊さんにどこに行くのと尋ねられました。
インド!って答えると、いきなり電話を渡され、出てみると
相手はシンガポール人でした。
何事かと聞いてみると、
彼は1週間前に韓国寺を出た時に携帯を忘れ、
それに気がついてまた取りに行くという連絡とっていたようで、
ちょうどインドから取りに向かいます!
という連絡があった時に、僕が通りかかったみたいで。
僕は今からインドに行く。彼はもうすぐ国境に着く。そこは僕の通り道。
ということで、僕に携帯を届けて欲しいとのこと。
本当に会えるかは疑問でしたが、僕もついでなので、快くOKしました。
そして時間と場所(ネパール側の国境)を決め、出発しました。
会えるかなとか思いつつ、そこから3時間かけ国境の町へ行き、
国境を越え、インドへ!
インドに入った瞬間人が多いなーと思って辺りを見ていると、
明らかにそわそわしている、アジア人を発見。彼でしたw
携帯を渡すと、めちゃくちゃ感謝され、ご飯を食べに連れて行ってもらい、
そこでインドでの旅のノウハウを教えてもらったりしました。
これから向かう場所も同じだったので、一緒にバラナシへ向かうことに。
その時もバスのチケットを取ってきてくれたり、
列車のシステムを教えてくれたり、
あんまり調べて行かなかった僕としてはかなり助かりました^^
それにインドのお金を持っていなかった僕が、
ATMからお金を引き出そうとした時、
カードが使えず、近くにエクスチェンジもない。。
彼にドルとインド・ルピーをエクスチェンジしてもらい、
むしろ助けてもらいました^^;
1日、1時間でも僕が早く出発していれば、電話にでることもなく、
彼に会うことはなかった。
日本にいる時だってそう。
高校、大学の友達やバイト先の人、タイミングやキッカケ次第では
その人たちとは、
出会っていなかったかもしれません。
僕は出会いは全て必然で、巡り合わせというのが
存在すると思っています。
出会うべくして出会った人っていますよね。
その人から何かしらの影響を受けたり、自分が与えたり。
これからも出会いを大切にしようと思った、インド入国でした。
そんなこんなで、夜行列車でインド人にとっての聖なる川・ガンガーのある町、
バラナシへ向かいました。
いよいよインドですね。
大学生が好きなインド。僕もすごく行きたかった国。
行った人は、好きか嫌いか極端別れる国。そして人生観が変わる国。
自分がどう感じるか楽しみです。
かっしゃんでした:)
チベットを抜け、6カ国目・ネパールへ入りました。
国境からネパールの首都である
カトマンズに入った時に、道路がすごくキレイだなと思っていると、
これは日本政府が作ってくれた道路だよって教えてくれました。
こういうの聞くとなんか嬉しいな^^
ここカトマンズには大きなストゥーパがあります。
チベット仏教の雰囲気がまだまだ見られます。
そしてここで、共に行動していた人が10年前にあった
という詐欺に、同じ場所で今度は僕があいましたw
ビニールハウスの自宅に連れて行かれ、
ご飯をご馳走されて同情を誘い、お金をもらおうとするのではなく、
靴磨きのセットを買ってくれと要求してきます。
これが2万円もするんですよね。
僕は500円だけおいて帰ってきましたけど。
10年も前と手口が変わってないってことは
騙される人がいるんだろうな。。
僕も500円渡しちゃったけど。
で、ネパールと言えばインドと同じで
カレーが有名ですよね。っていうか主食ですね。
このダルバートっていう、
どこのお店にも置いてあるメニューがほんとにおいしかった!
ネパール人は料理が上手なんですよね。
ここにある日本食もレベルが高いしね。
何より、日本にあるインド料理屋の店員はネパール人が多いし。
ここはポカラです。
エベレストなどに行く人の拠点になる町です。
ここに来る人たいていどこかしらの山にトレッキングに行くんだけど、
僕はここでは疲れをとるために、
2日間ただひたすらぼーっとしてました^^;
言い換えれば、ぼーっとできる町なんですよね。静かだし。
インドからネパールに抜けてきた人がここに辿り着くと、
天国のように感じるという理由がわかる、そういう町です。
僕はこれからインドに行くんですけどね。
そしてインドに抜ける手前にある、ルンビニという場所にも行きました。
ここは仏陀生誕の地と言われている場所です。
だからといって、聞いてた通り何もない場所でした。
二日間土砂降りだったし。。
ネパールはこんな感じです。
他にもサファリがあったりと見所があるのんびりした国です。
ただ、慢性的な電力不足に悩まされていて、
毎日計画停電が行われています。
もう何年もこういう状況らしいです。
政府は何をしているんでしょうね。
なので、停電が生活の一部となっているそうです。
「この時間に停電だから、それまでにこれを終わらせなきゃ」というように。
なんとも複雑ですね。
次はいよいよインド!
かっしゃんでした:)