第28章 ジブラルタル海峡
 
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      タンジェ旧港
 
当初はアフリカ大陸から船でヨーロッパに渡ることは、ただロマンだと思っていたけど
モロッコの経済の発展度を見たら、またこの海峡に対する見方が変わってくる。
モロッコは確かにまだまだ発展途上の国であるが、外国からの支援、水産物などの
自国資源の活用方法が本当に上手い。
 
そしてこのタンジェという港町がまた面白い。
モロッコの人々はアラビア語で会話をするが、この街は古くからスペインと関わっているので
スペイン語も出来る。それに人によっては英語もできる。
そして宗教はイスラム教(国教)であるが文化が中東と違う。
何とも説明しにくいが本当に興味深い文化慣習をもっている。
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  現地の人に連れて行ってもらったお店
 
アフリカで夜に外出するのは
「カモがネギと鍋をキッチンに持っていくのと一緒」とよく例えられる。
モロッコは夜でも比較的安全だった。
このお店でフランスパンを出された時は感慨深かった。
 
翌日 スペイン行きのフェリーに乗ったのだが、
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印象としては人が少ない気がした。
便数も多く、旧港と新港があるので分散されているのだと思う。
値段も当日券片道6000円と高いので飛行機を利用する人も一定数いると思う。
 
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
 
これで僕のアフリカ周遊は終わりだが最後に言いたいことが一つだけある。
自分も含め、多くの人のブログで現地の状況レポートを美化する傾向にある。
(自分達の感覚が麻痺しているのと、現地のことを悪く書きたくないからなのだが)
例えば、
「アフリカに住んでいる人は貧しいが、楽しそうに生活をしていた。」という文章があるが
これは明らかに負の面を切り取っている。実際はありとあらゆる犯罪が街中に蔓延っている。
 
旅行の後半に鉄パイプで軽く殴られたり、ものを投げられたり、車に当てられたりしたが
何も思わなくなっていた。どれも数時間痛む程度で済むし、それが日常だからだ。
殴られた理由もコロナウイルスが原因だった。
彼らなりの自衛策だと思うと理解できないこともない。
 
そして不思議な経験もする。
久しぶりに温水シャワーを浴びる時、「なぜシャワーから温水が出るんだ!」
と不思議に思ってしまった。
人間その場所や環境に素早く適応するために都合よく自分の中の情報を操作する。
怖いとすら思った。
 
アフリカは、僕に色んな経験をさせてくれて、
間違いなく人間として成長させてくれた。
 
という言葉を最後に締めくくろうと思う。
 
 
この周遊記を最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
FOB大阪
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第27章 モロッコ
 
モロッコ周辺の国は紛争をしている国が多く、陸路で行くのは本当に難しい。
時々旅行者でアフリカ西側縦断を考える人がいるが
学生がアフリカ西側縦断はやめた方がいい。
 
メディアではなかなか取り上げられないが、昨年(2019年)西アフリカでテロによる死者は4000人。
そしてコンゴ民主共和国もある。
日本は新型肺炎でもちきりだがエボラ出血熱の死亡率は50%近い。(レベル2指定国)
 
しかしそれでも、モロッコは本当に魅力的な国だ。
 
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     ONCF(モロッコ国鉄)
 
アフリカの中では治安が良く、交通網が発達していて廻りやすい。
学生旅行にも向いていて、実際多くの学生が旅行に来ていた。
南部、東部アフリカではアジア人すらいなかったので正直驚いた。
気軽にアフリカ文化も味わえる国なので魅力を伝えていきたい。
 
●豆知識
空港到着の際、両替をすると思うが現金での両替をお勧めする。
実際クレカ でするとどうなるのか検証してみた。
キャッシュに比べ、1万円につき約2千円損するレートになった。
(まぁこの検証で4千円損したのだが)
 
●モロッコの魅力
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モロッコにはサハラ砂漠や迷宮都市フェズ、インスタ映えで有名なシャウエンと観光地がとても多い。
ヨーロッパ文化、イスラム文化、アフリカ文化が混ざっていて、とても不思議な気持ちにさせてくれる。
 
ネットで調べればどんな情報でも出てくる。(ほかのアフリカ諸国とは大違いだ。)
 
今回は、今一番ホットな観光地シャウエンを取り上げたいと思う。
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シャウエンは青い街で有名になったが実は田舎町だ。
なぜ青いのかは諸説あるが、個人的に思うのは青が神聖な色で縁起が良いから塗ったのではないかと思う。
古くからイスラム教徒の人が多く、外界から離れた場所であったので、伝統が今でも残っているのではないかと推測している。
他にも虫除けのためや視覚的に涼しくするためなど諸説ある。
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この街には中国人が経営している中華料理屋がいくつかある。
が、コロナウイルスの影響でお客の減少が著しいと言う。
(新型肺炎の影響がどれだけ大きいかがわかる。)
はやく事態が収束するのを願うばかりだ。
 
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第24章 ケニアでホームステイ
 
観光に飽きてきたので現地の生活を楽しもうと思い、ホームステイすることにした。
ブログに載せて良いか聞くと、是非ケニアの現状を日本の人達に伝えて!とこれまた快諾してもらえた。
 
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  ホストファミリーと晩ご飯の様子
 
ホストと話していて驚いたのが税金だ。
ケニアは消費税(VAT)が16%かかり、所得税が30%ぐらい取られるらしい。
しかし税金がどこに使われているのかわからないと言っていた。
不透明な税金の支出と低所得者層は納めていないことに対する不平等感に
多くのミドル層も政府に対して問題意識をもっているようだ。
 
 
第25章 エチオピアでインターンシップ
 
僕がチャレンジ基金を応募した時に「アフリカの貿易を現場で見たい。」
などと大口をたたいたのだが、、、そう、章のタイトル通り。
まさか本当に貿易会社でインターンシップをすることになるとは思わなかった。
 
エチオピアでホームステイした先の主人が貿易会社に勤めていたのだ。
しかも相手国が中国!!
上海で貿易大学に留学していたことを言うと、職場に連れて行ってくれた。
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色々資料を見せてもらったが、新鮮なことが多い。
エチオピアは内陸国なので、どうやって輸送しているのかなど興味深いものがあった。
 
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ちなみに色々良くしてもらって、経済についての本も見せてもらった。
日本ではどこの企業もトヨタのやり方を真似しているが、まさかエチオピアで本にまでなっているなんて
カイゼンは本当に世界に浸透しているようだ。
 
僕がエチオピアの貿易について最終的にわかったことは、
アフリカは地理的に遠いが、それでも中国製品の需要が多いということ。
 
 
第26章 エチオピアコーヒーについて
 
エチオピアはコーヒー発祥の国である。
中でもTOMOCAコーヒーが一番有名だ。
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コクがあってとても美味しい。
飲んでみた感想はエスプレッソとコーヒーを足して2で割った感じだ。
 
平均月給1万円に人にとって値段は高いと思うがやっぱりそれだけコーヒーを飲む文化が浸透している。
コーヒー豆も売っていたので買って帰りたかったが、後々荷物になると思って買えなかった。
欲しいのに買えない。
これが長期間旅行者にとってツライ一面だ。
 
後々言われて気づいたのだが、コーヒーを飲んでいる人が男の人ばかりだ。
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これも何故なのかを歴史や文化を分析してみると面白そうだ。
 
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第23章 ナイロビで働く日本人
 
最近お店をオープンした日本人がいるという噂を聞いたので早速行ってみた。
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大学のブログにあげても良いですか?と聞いたら快く承諾してくれた。
世界に出るとこうやって挑戦している日本人は意外と多い。
 
実際にお店を出す以上、人を雇わなくてはいけないのだが、
 どう雇っているのか・・・雇用方法
 労働者の給料について・・・給与体系
 どういう人が面接に来るのか・・・能力面
と国によっても業種によっても全然違う。
 
他にも新規開店する際、道具や家具はどうやって揃えているのかなど
そういう話も細かく答えてくれた。
 
 
雇用方法 ケニアの就業率は60%前後で人余りの状態にある。
     だから求人を出さなくても相手から来る。
給与体系 ケニアのミドル層の平均月収が10万円前後で一般労働者の
     平均は5から7万円前後だ。そしてサービス業になると3万円前後
     になるそうだ。(大卒)
     注)実際にスラムに住んでいる人の多くの月収は1万円以下である。
能力面 上記のように求人数に対して職が少ないので安い賃金で良い人材が雇える。
    大卒でも就職が難しいようで、月収3万円で仕事をしている人も多くいる。
 
 
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第21章 タンザニア(リゾート ザンジバル島)
 
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日本にいるほとんどの人が知らないリゾート地だが、ヨーロッパの人達には人気な旅行先だ!
ちなみに、カタール航空がドーハからザンジバルに直行便を出している。2020年4月に
関空にも就航するので1回乗り換えるだけで行ける。
 
ザンジバル島はタンザニアにある島だが、実は自治領で、入国時に外国人はパスポートに
スタンプを押される。とは言っても、これまたテキトーで外国人っぽい顔の人を端っこにある
カウンターに呼んでいくスタイルだ。
元々はイギリスの植民地で奴隷貿易の拠点であった。
 
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住んでいる子供は楽しそうにストリートサッカーなどをしている。
窓には防犯用の金網が貼ってあるので割れる心配がない。
 
 
第22章 ケニアの首都ナイロビ
 
ケニアの首都ナイロビは東アフリカを代表する経済の中心地でとても栄えている。
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そして治安もめちゃくちゃ悪い。という口コミが多い。
僕はそこまで感じなかった。
確かに警備員が金を要求してきたりはするがそこまでしつこくない。
だが、実際にテロも起きたりするので良いとは言えないのが実情だ。
 
しかしナイロビには在留日本人が800人近くいる。
なぜならチャンスが多く転がっていて、将来性があるからだ。
ケニア在住の外国人駐在員もジャンル別になっていて面白い。
 
例えば
中国 道路(拡張)工事を支援しているので中国人駐在員の多くが建設関係だったりする。
インド ケニアはフィンテック先進国であるのでインド人駐在員はIT関連従事者が多い。
各国の強みを全面に出しているのがわかる。
これからはどれだけ専門分野を伸ばせるのかの方が大事になってくるのだと感じた。
 
現地のことは現地で働いている人に聞けってことを言われたことがあるので、
ナイロビで新しく飲食店を始めた日本人のところへ行った。
 
 
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第20章 タンザニア(凶悪都市ダルエスサラーム)
 
ダルエスサラームは事実上タンザニアの首都だ。
(法律上は違うが日本大使館もダルエスサラームにある)
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ビルがいっぱい建っていて栄えているように見えるが
この街の就業率は明らかに低い。
 
その証拠にザンジバル島に行くフェリー乗り場のポーターがめちゃくちゃ多い。
立ち止まったら「マネーマネー」うるさいので街の様子の写真は撮れなかったが、
正規の仕事がない人が本当に多いと思う。
 
タクシー強盗も多く、世界中の人々が被害に遭っている。
各国の人がブログなどに体験談を書いているので、今では観光客は誰も乗らず、
タクシー運転手は自分の首を絞めてしまった形になっている。
 
この街でウロウロするのはリスクでしかないのでザンジバル島に行くことにした。
ザンジバル島に行くフェリーの値段は高速船の場合、外国人は35USドルかかる。
(現地価格の3倍取られるが公式料金なので仕方ない。)
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口コミでは、船について数年に一1回の頻度で沈むとか色々悪く書かれているが、
綺麗で快適だった。(2社とも)
香港マカオ間の高速船より綺麗だった。
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途中、日本の中古船が見えた。
日本の中古車だけなく船もアフリカでは現役で活躍しているみたいだ。
 
 
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第19章 タンザニア(タンザン鉄道 後編)
 
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      停車時に落花生など売りに来る子供
 
この電車は、やることがなく暇だという人が多いが、そんなことはない。
毎日多くの人が話しかけてくれるので1日はすぐに過ぎる。
せっかくなので紹介したい。
 
彼は車関係の会社で働いていて、タンザニアに行って車を取りに行くそうだ。
(タンザニアの9割以上は日本の中古車)
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タンザニアには港があるため、質が良くて安い車が多いらしい。
そして時代の進歩もあって
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スマホで購入できる。
アフリカもアフリカなりに近代化しているなと思いながら会話した。
 
次の彼はアルフレッドだ。
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SIMカードの初期設定をしてくれている。
(説明書がスワヒリ語で読めなかったので)
駅の中の売店まで走って買いに行ってくれて、本当に良い人だった。
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終点のダルエスサラームに着いた時も、夜は危ないからとホテル前まで送ってくれた。
ちなみに電車は9時間の遅延。
 
とここでは紹介しきれないぐらい多くの人と仲良くなることができた。
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タンザン鉄道に乗れただけでもアフリカに来た価値があったなと思えるぐらい充実していて、
多くの人の優しさを感じることができた。
 
 
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第18章 タンザニア(タンザン鉄道 前編)
 
タンザン鉄道の始発駅は、首都ルサカから200km離れているカピリムポシという田舎町から出ている。
早朝、ルサカのバスターミナルに向かい、カピリムポシまでのバスを待っていたが、なかなか出発しない。
アフリカではよくあることなのだが出発時間を過ぎても満員になるまで待つ。
 
通称:アフリカンタイム
 
いつ満員になるかは未知数なので
(( 電車に間に合わない  かもしれないという恐怖は凄い。))
結局3時間遅れでバスは出発した。
 
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バスターミナルは相変わらずゴチャゴチャしている
 
運転手の気まぐれ時刻表は本当に心臓に悪い。
乗っている間ずっと不安が襲う。
なぜなら次の電車が3日後だからだ。
 
なんとか電車出発2時間前に着き、歩いて駅に向かったが、
途中びっくりするぐらいのスコールが降ってきた。
全身ビショビショになりながら歩いた。
 
駅に着いたらオーストリアからの旅行客が心配して、話しかけてくれ仲良くなった。
(後々車内でご飯を奢って貰ったりすることになるのだが、、)
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 心配してくれたオーストリアからの旅行客
 ((ビールまで奢ってくれた。))
 
電車は予想に反して定時に出発した。
 
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      タンザン鉄道
 
ザンビアの鉱物(銅など)をタンザニアの港に運ぶために敷設された線路のようで中国が援助したようだ。
ここから濃い2泊3日の旅が始まるだがそれは後半に紹介しようと思う。
 
 
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第16章 ザンビア(首都ルサカへ)
 
首都であるルサカは別に何か観光スポットがあるわけではない。
ただ、タンザン鉄道(通称TAZARA)を予約するためにオフィスへ行く。
 
今いるビクトリアフォールズの街リビングストンから首都ルサカまで
バスで7時間だ。(1700円ぐらい)
たまたまドミトリーで仲良くなったウクライナからの観光客と2人でルサカまで行くことになり、
2人で向かった。
 
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すごく良い人で朝ご飯を買ってきてくれ、果物も分けてもらい、楽しいバス移動だった。
時間は一瞬で過ぎ、ルサカに着いた。
 
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     ルサカのバスターミナル
 
 
(この街はタクシーが過剰供給のようで客の争奪戦が凄い。)
ドミトリーは近くだったので、2人で歩いて行った。
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   倉庫みたいな部屋に2段ベット
 
まぁこれでもアフリカでは良い方かな
 
宿に泊まることが出来れば安全面は確保され、虫にも刺されにくくなり、それだけでも気が楽になる。
 
はやめにチェックイン出来たが、日曜だったので、次の日に鉄道オフィスに行って予約しようと思う。
 
 
第17章 ザンビア(タンザン鉄道の予約)
 
タンザン鉄道は結構人気で予約がすぐに埋まるらしい。
朝一番でオフィスに行くことにした。
週に2本しかないので正直取れるか心配。
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      TAZARA HOUSE
 
立派な建物だ。この2階(実際は3階)に予約オフィスがある。
心臓バクバクさせながら向かうと
 
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 <意外にもあっさり取れてしまった>
 
日本の切符ぐらいのサイズで、裏に車両やベット番号が手書きされている。
注)ネットでは切符は使い回しだなんて書いているが1回きりの使い捨てだった。
値段はダルエスサラームまでファーストクラスで473クワチャ(3800円ぐらい)。
まぁ安い。(現地価格だ)
 
出発は翌日だったのでルサカでもう1泊した。
 
 
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第15章 アフリカ南部諸国の生活について
 
日本にいる多くの人がアフリカに対して色んなイメージを持っている。
僕も行く前に良いイメージはなかった。
しかし実際アフリカにいるとイメージは変わったのでいくつか紹介したい。
 
1)みんなが挨拶をしてくれる。
みんな「How are you?」って聞いてくる。面白い。
これが初対面の挨拶だ。
注)初対面で「Hello my friend !」って言ってくる人は大概お金目当てだ。ここの違いには気をつけて欲しい。
 
2)プラスチックゴミを出さない努力をしっかりしている。
みんなエコバックを持っていて
お店では極力プラスチックのレジ袋を使わないなど色々工夫していた。
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     不織布のレジ袋
 
3)インターネットが普及している。
インターネットの発達によって得たい情報がどこででも得られるようになった。
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それに伴いモバイルでの送金(いわゆるフィンテック)が急速に普及した。
(南部アフリカはMTN社とairtel社が強い印象を受けた。)
※南アフリカ共和国だけはフィンテックがそれほど使われていない。
 
番外)野生動物は森林公園の中にしかいない。
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森林公園は柵で囲われていたりする。
動物が車に引かれないようにするためや、密猟防止などの目的で。
(動物愛護の面で見てもしっかりしているように思う。)
 
 
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第13章 マラリア対策(予防薬について)
 
ボツワナの北部エリアからマラリアになる可能性がでてくる。
一番は刺されないことだが結構難しい。
しかもマラリアには予防接種はない。
その代わりに予防薬があり、値段もピンキリだ。
 
日本で処方される有名なものは
  マラロン 1日/錠 副作用が少ないが高価
  メファキン7日/錠 長期滞在向け 副作用が多い
  ビブラマイシン 1日/錠 光線過敏症を起こす可能性が高く直射日光を避けないといけない。
                比較的安価
  ※黄熱の予防注射を打つ時にマラリア予防薬が必要か、同時に聞かれる場合が多い。
しかし僕は日本で予防接種を受けていないので、南アフリカでマラテック買った。
 
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値段は一箱12錠で550R(4000円前後)と高いが、アトバコン・プログアニル塩酸塩配合錠なのでマラロンと一緒だ。
  マラロン 約800円/錠(保険対象外)
  マラテック 約340円/錠
注意)1)この他の種類は副作用が強いため南ア(ナミビア含め)でも処方箋がいる。
   2)これはあくまで一例で、何かあっても全て自己責任だ。
   (僕は日本で処方されたマラリア予防薬を持っていくのを推奨する。)
 
 
第14章 ビクトリアフォールズへ(補足:カザビザについて)
 
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ジンバブエとザンビアの間には世界3大瀑布の一つビクトリアフォールズがある。
2ヶ月前には枯れていたというから驚きだ。(水の落ちない滝はただの崖)
 
口コミを見るとジンバブエ側が綺麗に見えるとのことだったのでジンバブエ側に行った。
入場料は30USドルで、相変わらず観光客料金だった。
まぁ、滝の迫力は値段以上の価値があったので良いのだが。
 
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そして国境に架かる橋が美しい。
両国を繋いでいるこの橋にすごくありがたみを感じる。
 
ザンビア国境には
 
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ポツンと置かれていた。(誰も使っていない)
支援も適材適所で、相手の国を理解してから送るべきだと感じた。
 
 
 
 
 
-----ここからはアフリカ旅行者向け(情報が細かいので飛ばして次へどうぞ)-----
 
僕は南アフリカのケープタウンから上がってきたので、アフリカ北上組と言われる部類に入る。
北上は情報が少なくて困る。
 
で僕が困ったのがビザと、この周辺の交通の情報だ!!
それがカザビザ(ザンビア:ジンバブエ共通ビザ)だ。
 
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1)ジンバブエからの入国でしか発行されないらしい。
2)ネットではカザビザが廃止されたとの情報が多く出回っているが、まだ発行されている。(2020年1月現在)
 
ビクトリアフォールズはジンバブエ側の方が綺麗に見える(滝の見える範囲が広い)ので
わざわざ滝を見るためだけにビザを取る必要がなく、お金の節約になる。
 
しかしナミビア→ボツワナ→ジンバブエの公共交通機関はないので路上で車を捕まえるしかない。
うまく観光客誘致できているエリアなので雇用も安定しているため、運賃は高いがタクシー強盗に遭う確率は低い。
白タクに抵抗ある方はこれに乗ったら良い。
 
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カティマムリロのバス降り場にいる。
カティマムリロからビクトリアフォールズまで250ND(約2,000円)で行ってくれる。
(ボツワナ、ジンバブエ経由)
 
ジンバブエ側の国境からザンビア側国境まで歩いて(40分前後)
国境からミニバスでリビングストンのドミトリーやホテルに行けば良い。(5クワチャ)
荷物が多い場合は青色のシェアタクシーを使えば良い。(現地人価格30クワチャ/人 外国人価格100クワチャ/人)
場所:ミニバス乗り場はザンビア入国後、線路を渡った先にある。
 
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  10人乗りバンを改造して20人乗りに
 
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第12章 ボツワナのボートサファリ
 
皆がイメージするアフリカは 
サバンナに動物がいる風景

 

だと思う。
 
でもアフリカの人はサファリに行かない。
(大阪の人が通天閣の展望台に行かないのと同じ)
となると、サファリは観光客料金でとにかく高い。
  ケニアは約400USドル(2泊3日)
  タンザニアは約500USドル(2泊3日)
  南アフリカも約300USドル(1泊2日)
ぐらいはする。
(ツアー会社、内容によって大きく変動する。)
 
でもボツワナ(チョベ国立公園)は比較的安く行ける。
ゲームサファリ1泊2日(テント泊)100USドル前後で
ボートサファリ3時間で30USドルと破格だ
 
でも実はここに問題もある
公園周辺の街カサネには安宿がないのだ。
金持ちしか街に来ないので高級ホテルしかない。(500ドル前後/泊)(基本ボートサファリ込)
 
ここで活躍するのがテントだがテントは重いので持ってきていない。
結局、安宿に泊まった。
藁葺き屋根の屋根裏部屋だ。
 
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クーラーは壊れているらしく暑い。
まぁ仕方がない。
 
でもサンセットボートサファリの予約が取れたので良かった。
いざ乗船!
 
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象やカバは基本水辺にいるのでボートの方が近くで見やすい。
注意)サファリは動物園ではないのでどんな動物が見れるのかは運次第で、肉食動物にはなかなか出会えない。
 
そして動物が基本遠くにいるためスマホのカメラには限界がある。
 
値段の5倍価値はあると思った。
是非言って欲しい場所の一つだ!
 
 
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第11章 ボツワナまでの旅路で
 
この章ではボツワナのリゾート地であるカサネに到着するまでの出来事を紹介したい。
 
まずはバスの予約だ。
バスターミナルで、ボツワナとの国境の街カティマムリロ行きを予約した。
車中で私服のおっちゃんがチケットを売っている。(まぁ買うしかない。)
 
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     チケット売り場 車内
 
午後3時発なのでまだ時間があり、近くを散策して帰ってきたら、バスが4台停まっていた。
近くのおっちゃんに聞いたら、チケットを俺の胸あたりで広げてゆっくり確認していた(カバンを死角にするため)
 
この行動はされた覚えがあった。
 
「「 スリだ! 」」
 
とっさにわかった。
去年フランスのパリで一回スられているので早い段階で気づけた。
案の定、カバンのチャックが半開きになっていた。
相手もプロなので本当に上手い。
 
ばれた時、悲しい顔をしていた。
彼も悪いとはわかっているのだろう。
でも「生きるため」なのであろう。
貧富の差を改めて感じさせられた。
 
スリの恐怖が残り、バスのトランクに荷物を預けることができず、足元に置いた。
 
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バスは定刻通りに発車したが、後ろの席の少年(多分10代後半)が情緒不安定だ。
1時間も経つと叫び暴れ始めた。
どうやら叫んでいる内容を聞くと幻覚が見えるらしい。
こっちの国では、気軽に危険ドラッグが買える(大麻などは合法の場合もある。)
興味本位で始めたのだろう。
一瞬の判断ミスが彼を壊してしまった。
教育の場で、まず基本的な薬物の危険性を教えるべきだと思った。
 
15時間座席を蹴られ続けやっと目的地に着いた。
色々と本当に
「苦しかった。。。」
 
 
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第9章 ナミビアへの移動編
 
南アフリカのケープタウンからナミビアの首都であるウィントフックに行くには
飛行機かバス2つの選択肢がある。
 
僕は今回バスという選択肢を選んだのだが
所要時間は22時間30分と非常に長い。
朝出発の朝到着だ!!
 
今回僕が利用したのはこのバス!
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バス待合所はこんな感じ
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ケープタウン駅周辺はやっぱり怖い。
一人でこの街のことを振り返っていると、バスの搭乗手続きが始まった。
 
ここに荷物を入れて、
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ナミビアの首都ウィントフックへGO!
寝て、起きて、を繰り返し気付けば到着した。
 
ナミビアの首都は想像より綺麗だった。
多分、日本にいたら絶対に知らなかった事実だ。
 
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  アフリカを感じさせない街の中心部
 
 
第10章 ナミビア首都の様子
 
ナミビアの首都ウィントフックには多くの日本車が走っている。(しかも結構綺麗な車体)
 
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本当に街が綺麗でゴミがそんなに落ちていない。
安心して歩ける。
 
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発展途上国では生野菜は食べてはいけないとよく言われるが、新鮮で衛生面も完璧(O_O)
凄いとしか言いようがない。
 
なぜこんなに高い生活水準なのか疑問に思い調べてみたら、ナミビアは人口300万人に満たない国であることがわかった。
他の国に比べて政府が国民を管理しやすい。
 
その象徴として労働者の靴を見ればわかる。
(建設業に携わっている人は安全靴、サービス業に携わっている人は労働靴を履いている。)
これは発展途上国では後回しにされやすく、ナミビアの法整備、安全基準が高い証拠になる。
 
そして貧困層が陰に隠れていること。(ジニ係数を見ると南アに近い数値だ)
ケープタウンでは貧困層が市街地にも住み着いているが、
ウィントフックの市街地には住み着いていない
という差がある。
 
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    ナミビア首都の歩行者天国
 
次はナミビアからボツワナまでの移動編だ。
 
 
 
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第8章 南アフリカ共和国の経済 
 
南アフリカはアフリカ大陸で2番目の経済規模をもつ。 
(ちなみに1位はナイジェリアだ。意外すぎる!(◎_◎;)) 
※マンパワーによる差で、1人あたりGDPを見ると南アの方が高い。
 とはいえ、成長率もナイジェリアの方が圧倒的に高くアフリカのホープになる存在だ。 
 
南アの物価は、日本と同じぐらいで、割安感はそこまでない。 
外務省のたびレジでも南アの経済状況悪化と記載されているように 
南アはプラチナの産出量世界トップクラスであるが、近年プラチナの価格が下がっているため大打撃を受けているのだ。 
(ちなみに世界最大のプラチナ消費国は中国なので仲がいいのは必然的なのかもしれない。) 
とはいえ、この国で成功した富裕層も多い。 
 
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 再開発エリアのウォーターフロント周辺 
 
ここの周辺に富裕層が住んでいて厳重なセキュリティによって守られている。 
アパルトヘイトが廃止され 
南アでは会社の何割かは黒人管理職を採用しなければならないルールがあるようで、
最近では黒人中間、上級層も多くなってきた。 
 
俺もそこまで詳しくないので 
詳しくは「南アにおけるBEE政策」で検索してくれ! 
(JETROや南ア日本大使館がA4用紙17枚に詳しい情報を載せている。) 
 
しかし 
この国ではやはり白人管理職の割合が多いように感じられる。 
そしてBEE政策を理解し、多種多様な人種をうまくマネジメントでき、会社のハンドリングができるのは 
現在南アにいる上級管理職(富裕層)しかいないのであろう。 
そのため富が一極集中し、貧富の差が大きくなるのだと南アに来て感じた。
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  テーブルマウンテンからみたケープタウン 
 
他にも多くのモノをみて、情報を得たりしたが長くなるので留めておきたいと思う。 
 
最後に南アに出張する方向けコーナー 
 こんなニッチな情報を見ている=南アに興味がある or 行く予定がある方だと思うので軽く紹介したい。 
 ケープタウンには日本料理屋が何軒かある。僕行った店はディビット・ヤンさんがオーナーをしている店で、
 普通日本料理屋は日本語の曲が流れているのだが、中国語の曲がかかっていた。ちょっと面白い。 
 
 そして海外出張(中国やアメリカ)が多い方ならわかるのだが、日本料理屋には情報誌や新聞(有名なのはジャピオン)
 が置いてあり、現地コミュニティがあるが、ここにはなかった。 (SNSや、口コミではあるようだ。) 
 
 (僕自身、駐在員が多い場所での滞在経験しかないので、あるのが当たり前だと思っていた。反省…) 
 不完全で申し訳ないが、アフリカ主要都市回りながらこういうプチ情報もお届けしたい。
 (行くときは現地の駐在員にアポ取れるならそれが一番良いのだが…) 
 注)上記の一部はあくまで訪れてみて個人的に感じたことです。実際とは異なる可能性があります。 
 
 
ナミビアはノービザでいけるアフリカの数少ない国の一つで楽しみだ! 
FOB大阪
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第7章 南アフリカの今(街中情報  強盗情報含む)

南アフリカには暗黙に午後7時以降出歩かない 
というルールがある。絶対守れ!!
(まぁ、どんな屈強な奴でも守ると思うが。笑) 
 
初日知らずに僕は出歩いてしまった。 
なぜなら午後7時でも明るいからだ。 
 
でも店は基本閉まっている。 
ここは某有名ファーストフード店だが 
営業時間が… 
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      街の中心部の飲食店 
 
まぁ「働き方改革進んでいるな!」 
と思ってもらった方がよっぽど良い解釈なのかな。笑 
大きいスーパーなども閉まっているので正直出歩いても意味ない。 
 
諦めてホテルに帰ろうとした時  
前に歩いている人が急に振り向いてきて 
目の前にスタンガンを突きつけてきた。 
笑っていたので殺される心配はなかったが、 
親指と人差し指を擦りながら 
「Money!  Money!」 
と言ってきた。 
 
まぁ、新興国や発展途上国などにいると 
こんな事に時々出くわすのだが、さすがに南アのダウンタウンの雰囲気は怖い。 
歩き過ぎて、後ろからスタンガンを当てられるのも嫌だったので
ポケットに入っていた50ランド(日本円で約400円)を渡した。 
 
この人にとっては ストリートパフォーマンスなのかもしれないが、
観光客にとってはただの脅威である。 
南アの観光客強盗遭遇率は極めて高い。
あくまで予想だが、こういうグレーなパターンもいれた確率なのであろう。 
対策としては、車道が横にある歩道を歩くと比較的安全だ。(歩行者天国は危険。) 
 
一方、ケープタウンの 再開発エリア「ウォーターフロント」などに行くと危険は一切感じない。 
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   ウォーターフロント モール前 
 
港町であり、テーブルマウンテンの麓であることから、海と山が同時に感じられるので
是非おすすめしたいスポットのひとつだ! 
 
 
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第6章 南アフリカの今(観光情報編)
この章では主に南ア旅行のお役立ち情報をメインに掲載していきます。
 
エジプトのカイロから8時間かけて
ヨハネスブルクに到着したわけだが、、
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一瞬、中国にでも着いたのかと思った。
中国資本が大量に南アフリカに流れているのがわかった。
 
今世界のトップ1、2は間違いなく
アメリカと中国だと感じさせられた。
 
乗り継ぎ便を待っている間、ヨハネスブルクの空港周辺をブラブラしたが危険は全然感じなかった。
(この理由は次の章でわかる。)
良い国だなーなんて思いながらケープタウンに向かう飛行機に乗った。
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アジアで見ることはほとんど無い南アフリカ航空
※補足※ 香港からケープタウンをつなぐキャセイパシフィック航空の直行便が一番便利(2020年1月現在)
 
ヨハネスブルクからケープタウンは約2時間で着く。
(大阪から上海も2時間なので、結構遠い気がする)
 
空港に着いて市内に行く方法を探すのだが
方法は二つ
 1)My CITY BUS(バス)1人85R
 2)Uber(タクシー)1台200R
 ※1R=約8円
 
僕はバスを選んだが
値段は人数が多いとUberの方が安くなる
(2人以上または夜中の場合はUberを強く推奨する
 
ホテルにチェックインして
次はツアーの予約だ!!
普通ケープタウンの観光で外さないのが
 
喜望峰
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だと思うが、これはレンタカーと自転車で行く以外
ツアーに参加するしかない
 
大学生はよく自転車を選ぶが、市内から片道70kmある。
よく考えて自分の体力と相談してください。
 
1日ツアーはどこも日本円で約1万かかるが、非常に良かった。チップ要求もなく快適だった。
ケープタウンを訪れる人には、是非参加して欲しいです。
 
 
 
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第5章 旅のはじまり
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航空券はヨーロッパ発着の方が安く、そこから乗り継ぎを経てエジプトカイロに着いた。

途中、乗客不足でフライトキャンセルになって
「利益至上主義の度が過ぎる!」
とツッコミながらも、なんとか辿り着いた。
(フライトキャンセルは旅程を狂わすため、お金と日程に制限がある学生バックパッカーとしては非常にきつい。)
 
エジプトカイロ国際空港に着き、世界一簡単なアライバルビザを取った。
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(25ドル出せばこのシールを渡される。)
 
そのあと、無事エジプトに入国し、街中を歩いてみると
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武装警察が治安を守っていた。
正直最初は怖かったが徐々にエジプトの雰囲気に慣れていった。

無事、ずっと見たかったピラミッドにもいくことができた。
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5日間この国に滞在したが、
エジプトの国民性は陽気で気さくな人が多かった。
いざ出国となるとすごく寂しい気持ちになった。
 
次の目的地は南アフリカ共和国だ。
情報が錯綜している国なので実際どうなのかをお伝えしたい。
 

 

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第3章 準備

アフリカに行くと決まったら続いては準備です。約半年間かかりました。
というのも予防接種があるからです。
まずはアフリカといえば黄熱ですね。
黄熱の予防接種を受けないと入国できない国があります。
接種後は検疫所でイエローカードが発行されます。(僕は留学中に中国で発行しましたw)

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他にも破傷風 日本脳炎 A型肝炎 狂犬病なども接種する必要があるので 
リアルガチ で準備期間が必要です。
 
他にも下調べなども必要です。
(古い情報と新しい情報も混在していて何が正しいのかわからず、とにかくインプットします。)
 
大まかな日程に合わせて航空券などを予約するのもこの準備期間で行います。
 
 
第4章 出発
 
「半年後に出発か!!」なんて言っていると一瞬です。
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アフリカは「地球最後の未開拓地域」と言われているような場所で、治安や衛生面は最悪です。
期待と不安の両方が自分の中で戦い始め、精神的にきつくなります。
 
しかし
 
自分の中のチャレンジャー精神と、まだ見たことないものを見てみたいという思い、
開拓心が自分を奮起させ、やる気を出させてくれました。
 
 
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第2章 結果
資金集めのためにスポンサー探しをした結果、
なんと!大学の「高松亨チャレンジ基金」で採用されました。
(意外とやってみるものです!!)
 
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通知書を受け取った時、
正直「なんて大学だ...」と思いながらも、すごく嬉しかったです。
 
多くの人は不採用になるのが怖くて、どうせ採用枠も狭いしと諦めてしまいます。
でも、たとえ不採用だったとしても多くのメリットがあります。
 
1.面接慣れできる
2.プレゼン能力をみがける など
 
将来仕事する上で、絶対必要なスキル、能力を試してみることができます。
是非チャレンジしてみてください。
 
FOB大阪
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はじめまして。FOB大阪です。大阪経済大学に通う3回生です。
今年の1月12日から3月3日までアフリカ大陸を中心に周遊しようと思い、去年の7月から準備!
今はアフリカ周遊中です。不定期ですが、アフリカの今などをレポートしていきたいと思います。
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第1章 資金集め
まずは、どういう経緯でアフリカ周遊を決断したのか紹介します。
長期間の旅行にはお金が必要です。2ヶ月アフリカ周辺を回ろうと思えば約50万円必要です。
このお金を貯めるには意外と大変で、学生にとっては旅行を決断する大きな壁です。
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だから僕自身はスポンサー探しに専念しました。
(実際は留学しててバイトができない状態だったからなのだが。)
探してみると意外とスポンサーになりそうな基金はあり、宝くじより当たりやすく、
お金もかからないし、ひとつずつ受けていこうと思いました。
 
結果はいかに!?次回に続く…。
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