第19章 タンザニア(タンザン鉄道 後編)
 
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      停車時に落花生など売りに来る子供
 
この電車は、やることがなく暇だという人が多いが、そんなことはない。
毎日多くの人が話しかけてくれるので1日はすぐに過ぎる。
せっかくなので紹介したい。
 
彼は車関係の会社で働いていて、タンザニアに行って車を取りに行くそうだ。
(タンザニアの9割以上は日本の中古車)
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タンザニアには港があるため、質が良くて安い車が多いらしい。
そして時代の進歩もあって
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スマホで購入できる。
アフリカもアフリカなりに近代化しているなと思いながら会話した。
 
次の彼はアルフレッドだ。
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SIMカードの初期設定をしてくれている。
(説明書がスワヒリ語で読めなかったので)
駅の中の売店まで走って買いに行ってくれて、本当に良い人だった。
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終点のダルエスサラームに着いた時も、夜は危ないからとホテル前まで送ってくれた。
ちなみに電車は9時間の遅延。
 
とここでは紹介しきれないぐらい多くの人と仲良くなることができた。
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タンザン鉄道に乗れただけでもアフリカに来た価値があったなと思えるぐらい充実していて、
多くの人の優しさを感じることができた。
 
 
FOB大阪
経済学部
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