普段連絡手段として使用しているLINEは無料で使うことができ、利用者も多いと見受けられます。
ではこの無料で使うことができるアプリLINEはどのようにして儲かっているのか。
そのカラクリについて経営学部の足代訓史(あじろさとし)先生に伺ってきました。
 
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学生:ではまず初めにLINEはどう儲かっていますか?
 
先生:LINEの主な収益源は、有料スタンプ等の課金収入・企業からの広告収入・ゲーム等コンテンツからの収入になります。
 
学生:この三つの収益はどんな割合で儲かっているのですか?
 
先生:大体、ゲームが4割、スタンプ等が2から3割、広告が3割 になります。
 
学生:三つの中で企業の広告収入というワードが出てきたのですが、どのようにして収入を得られるのですか?
 
先生:LINEの中で公式アカウントを見かけたことはありませんか?
 
学生:あります!
 
先生:その公式アカウントを作っている企業、例えばローソン。このように公式アカウントを持った会社や、その他にLINE上でクーポンを見かけたことはありませんか?
 
学生:あります!
 
先生:クーポンを配信しようとしている会社はLINEを通じてお客さんに宣伝しています。
その宣伝費用を広告費としてLINEに支払い、LINEの収益源になっています。
ちなみに広告収入はネットの業界では大きな収入源になります。
 
学生:例えばどのような会社になりますか?
 
先生:例えば、皆さんが知っているGoogleの収入源の9割近くはネット広告によるものになります。そのほかにもYahoo!なんかも多くの広告収入を得ています。
 
学生:では、LINEはスタンプ・広告・ゲームの3本柱で成り立っているのですね!
 
先生:そうですね!
 
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学生:では次にLINEはSNS(social networking serviceの略)になりますが、今後収益が伸びてくるのではないかと思うSNSはありますか?
 
先生:今LINEの次として「消える系SNS」というのをご存知ですか?
 
学生:先生それは一体どういったものなのでしょうか。
 
先生:ユーザーが写真を送れることはどのSNSでもできるかとは思います。
一方、消える系SNSというのは、送ったメッセージや写真、動画等のデータが自分の設定した時間になれば消せるといったものになります。
たとえば、スナップチャット(Snapchat)やスノー(SNOW)といったサービスが有名ですね。
 
学生:履歴が消せるといった点がこのSNSの最大の見どころですね?
 
先生:はい。LINEの場合だとずっと履歴が残っているとかの問題がありますが、このスナップチャットの場合だとすぐ消えるので遊び感覚で画像を送るには最適かと思います。
 
学生:またスナップチャット見てみます!!!
 
本日は経営学部の足代先生に取材を応じていただきました。
足代先生は経営学、競争戦略論の授業を担当しており、私も経営学の授業を受け実践的な戦略をグループワークする点が非常に面白かったです。
本日はありがとうございました。
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ゆーちゃん
経営学部 ビジネス法学科

2020年、東京でオリンピックが行われることが決定し、日本中が歓喜に包まれてから3年。

今では、建設費問題などで経済的に不安になるニュースがメディアによって取り上げられています。

そこで、オリンピックで景気が良くなるのかということを先生に聞いてみました!

今回、お話をお伺いした先生は、2016年度と2020年度のオリンピック招致委員会のメンバーとして活動していらっしゃった相原正道先生です!

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相原先生は2回連続招致委員会のメンバーとして活動された日本で唯一の研究者で、2020年度の招致委員会では「特別アドバイザー」として、大学から出向して参加されていました。

こんなすごい先生が大阪経済大学にいるんです!ということでお話をお伺いしました!

まず、「オリンピックの開催国は儲かる」ということが本当かどうかということをきいてみました!

答えは「Yes」。その大きな理由は「インフラ」つまり道路や建築物などにあるみたいです。
相原先生によると、インフラによって、人件費や材料費など様々なお金が動きます。

また、オリンピック開催にあたり、スポーツメーカーなどの企業が新たなモデルを構築するなど、あらゆる方面に経済効果が生まれ、日本経済の景気がよくなっていくということです。
しかし、最近メディアで取り上げられているのはオリンピック施設の「建設費問題」。

僕はこのニュースを見るたびに本当に儲かるのかということが不思議でした。

そこで、相原先生に聞いてみました。
先生によると、「今後のやり方で儲かる」ということです。

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メディアでは施設を建設するために多額の料金がかかるということばかりが取り上げられています。

ですが、考えてみてください。

冷暖房が完備されていないスタジアムでオリンピックを観戦したいですか?

コンサートを見に行きたいですか?

僕は嫌です。先生によると、メディアでは建設費が「安ければよい」という論調になっているといいます。

しかし、今後の事を考えて行くと、ある程度の投資をしなければ、儲かることはないんです。

オリンピックのために建てられる施設ですが、オリンピックのためだけに建ててしまうと、今後の利用者が確保できず、どんどんと赤字になっていくということです。

建設費は安いほうが良い。ですが、安い高いではなく、儲けられるかどうかという経営者目線もあったほうが良いかもしれませんね。

オリンピックは、経済効果だけではなく、教育や環境問題、技術革新にも大きなキッカケを与えると相原先生は仰っていました。

オリンピック恐るべしですね。

今回、相原先生のお話をお聞きして、2020年度の東京オリンピックがますます楽しみになりました!

ありがとうございました!!!

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やぽ
人間科学部 人間科学科
COOKPADとは、お料理のレシピが掲載されているwebサイトのことです。
普段、お菓子作りのためにCOOKPADを使っている学生さんも多いのではないでしょうか。
このCOOKPADのレシピを他人が勝手に一冊の本にして出版することは可能なのか、経営学部の眞島宏明先生にお話しを伺いました。
 
Q.COOKPADを他人が勝手に一冊の本にすることはできますか?
A.本を出すことは問題ないでしょう。お料理自体には、通常、誰にも権利はないからです。
ただし、サイトに掲載されている写真やレシピの説明文を、勝手にそのまま本に載せることはできません。
写真やレシピの説明文にはそれを創作した人に著作権があるからです。
たとえば、同じ内容を説明するとしても、人によって文章の表現内容は様々ですよね。
その人なりの文章表現ですから著作権が発生しています。
写真についても、どのように撮影するかはその人なりの表現ですから著作権が認められます。
なお、著作権者が許諾すれば掲載しても問題ありません。
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Q.ではCOOKPADに自分が掲載した写真や説明文を他人が勝手に本にした場合は?
A.その写真や説明文は自分なりに工夫したものですから、自分自身に著作権が発生しています。
つまり、本を出版した人を著作権侵害として訴えることができます???
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Q.著作権って他にどんなものがありますか?
A.音楽、映画、アニメ、ゲームプログラム、小説、彫刻、絵画など、その人なりの個性が表れた表現物は著作物ですから著作権で保護されます。
他人が勝手にコピーしたら著作権侵害になるというわけです。著作権は知的財産権の一種ですが、特許権などと違い、申請や届け出は必要なく、創作した時点で法律上、自動的に著作権が発生します。
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今回はCOOKPADをテーマに取り上げ、著作権に関する問題を眞島先生にお聞きしました。
お忙しい中、ありがとうございました!
ゆーちゃん
経営学部 ビジネス法学科