2021年6月13日(日)たけびしスタジアム京都で、第53回全日本大学駅伝対校選手権大会の関西予選会が行われた。
上位3校は全日本大学駅伝(伊勢駅伝)と出雲大学駅伝の出場権を獲得する。本学はメンバーの持ちタイムから6位前後が予想されていた。湿度は感じるが、曇りで気温は低め。竹澤ヘッドコーチは「ひょっとしたらひょっとする。」、青木監督は「学生の表情がいい。何かが起きるかもしれない。」と話す。そして、その言葉は現実のものとなる。
1組目、藤村(情報社会1)がトップでゴール。楠本(人間科学3)は遅れるも何とかこらえ7着。2組目、真鍋(経済4)、藤原(経済4)、寺谷光(人間科学1)が二番手グループにつける。中盤から寺谷は遅れたが、残り1000mを切ったところで真鍋が猛然とスパートし、5着につける。藤原も11着でまずまずのタイム。
3組目、坂本(経済2)、井上(経済2)が先頭集団後方に身を潜め、残り1000mで坂本が先頭に。そのまま逃げ切り坂本がトップでゴール。井上も4位でゴール。このあたりから3位以内への期待が一気に高まる。
4組目。各校のエースが揃う最終組。中角(情報社会2)、佐々木(情報社会3)が先頭集団に入る。片山(経営3)は前半に先頭集団から離される。トップからいくらか離されるが、中角が6位、佐々木が15位でタイムを稼ぐ。
そして結果発表。電光掲示板に結果が発表されると静寂が一転し歓声が上がった。ひょっとしたらひょっとした。何かが起きた。
他校の不振に助けられた一面もあったが、選手全員がそれぞれの役割を果たし、掴み取った伊勢駅伝、出雲駅伝。
おめでとう。しかし、先には箱根駅伝参加チームも出てくる厳しい大会が待っている。最後までタスキがつながるよう頑張ってほしい。
【記録】
<1組>
1着 藤村 晴夫(1)31'07"16
7着 楠本 拓真(3)31'38"98
<2組>
5着 真鍋 友貴(4)31'13"75
11着 藤原 亮太(4)31'24"46
17着 寺谷 光汰(1)32'28"38
<3組>
1着 坂本 智基(2)30'42"94
4着 井上 瑞貴(2)30'49"06
<4組>
6着 中角 航大 (2)30'08"37
15着 佐々木凛太郎(3)30'40"71
26着 片山 蓮 (3)32'05"04
【総合結果】
第3位(4時間07分45秒)
【順位表】
第1位:立命館大学
第2位:関西学院大学
第3位:大阪経済大学
第4位:関西大学
第5位:京都産業大学
第6位:びわこ学院大学
第7位:京都大学
第8位:大阪大学
第9位:近畿大学
第10位:神戸大学
第11位:龍谷大学