2019年8月22日(木)、パロマ瑞穂野球場(愛知県名古屋市)で「文部科学大臣杯第71回全日本大学準硬式野球選手権大会」1回戦が行われ、8ー3で東洋大学に勝利した。
今大会で3年連続の出場。関西王者として挑む今大会は優勝候補の一角とされている。先攻:東洋大学、後攻:大阪経済大学で、厳しい日差しが照りつける中試合が始まった。
本学の先発は崎山(人間科学3)。春季リーグ戦で何度も好投を見せており、大事な初戦の先発マウンドを任された。
1回表、先頭打者をエラーによって出塁を許し、2死後タイムリーで1点を先制される。しかしその裏、先頭中口(人間科学3)が右中間2塁打で出塁。その後1死1、3塁の場面で4番岩月がライト線に2塁打を放ち、すぐさま追いつく。続く2回、崎山が三者凡退で抑えるとその裏、1死後7番成清(情報社会2)がレフト前安打、盗塁、進塁打で2死3塁のチャンスを作る。ここで9番原口(経済4)がライトオーバーのタイムリー2塁打を放ち勝ち越すことに成功した。このままの流れで試合を展開したい本学は3回表、四球やエラーが絡み2失点を喫するが、ショート三村(経済4)の好守もあり最少失点に防ぐ。
3回裏、エラー、死球で無死1,2塁のチャンスを作り、4番岩月が2打席連続のタイムリーで同点に。その後内野ゴロの間に1点、犠牲フライで1点を追加し、5ー3とリードする。3回までは得点、失点を繰り返し、緊迫した展開が続いた。4回表、本学は投手を齋藤(経済2)にスイッチ。見事三者凡退に抑え流れを作る。4回裏は本学も無得点に終わるが、5回裏、岩月四球、橋本(人間科学2)レフト前安打で1,2塁のチャンスを作ると、2死後成清がライト前タイムリーを放ち2点を追加する。
その後、7回裏に三村のライト前タイムリーで1点を追加し、計8得点。4回からリリーフした齋藤は9回まで無失点に抑える投球を披露。投打にわたって充実した戦いぶりで勝利した。
この日はチアリーダー部、吹奏楽総部、体育会本部が大阪から応援に駆け付け、熱い声援でスタンドを盛り上げた。グラウンド、スタンドが一体となり、全国制覇に向けて良いスタートを切った準硬式野球部。2回戦に勝利すればベスト8進出が決定する。
【2回戦の予定】
日時:8月24日(土)10:00〜
会場:愛知時計120スタジアム
相手:西南学院大学