どうも。広報スタッフMSPです。

 

第1話は壷山さんの就職活動について

お届けしました。

 

第2話では、壷山さんの

卒業論文について紹介します。

 

 

M:壷山さんの卒業論文(以下、卒論)
  のテーマを教えていただけますか。

 

 

壷:「人間科学部『体験学習』前後の

  行動変容について -2010年度キャンプ体験が

  新入生に与える影響-」です。 

  人間科学部の新入生キャンプに参加すれば、

  新入生にどんな変化が得られるのかを

  研究しています。

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M:どうやって調べたの?

 

 

壷:2010年度の新入生キャンプ参加者

  約200名にキャンプ参加前と参加後に

  アンケートを実施したんです。
  
  その結果を基に、あらかじめ設定していた

  項目を当てはめて、何の項目が

  どのように変化したのかを調べています。
  

  またそうなった要因も調べました。

   

 

M:何が一番大変だった?

 

 

壷:アンケートの集計とデータ処理です。

  処理しなければならないアンケート枚数は

  キャンプ前後合わせて約400枚。

  アンケートを処理した後も、その結果が
  学問的に意味のある数字であるのかを
  Excelを使って調べなければいけませんでした。
  この作業が本当に大変。
  

  でもそのおかげでExcelの知識が

  身に付きました。

 

 

M:卒論に取り組んでみてどうですか?

 

 

壷:私の所属するゼミでは

  先輩のやってきた研究を

  後輩が引き継いでいます。

  先輩から引き継いだ責任感、後輩からの刺激という

  いいプレッシャーの中で取り組むことができています。

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つづく…

 

こんにちは!広報スタッフMSPです。

 

今回は4月から近畿産業信用組合に就職した
人間科学部・人間科学科の壷山鏡子さんに

お話を伺いました。

※取材は2012年1月に行いました。

 

 

M:今日はどうぞよろしくお願いします。
  早速ですが壷山さんがこの企業に

  就職を 決めた理由を教えてください。

 

 

壷:大学に入学した頃から、

  金融に興味がありました。

  就職活動(以下、就活)を始める時期

  になっても興味は変わらず、業界を

  絞って就活をしていました。

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M:興味のある業界に就職できたんですね。

 

 

壷:はい。
  さらに私は働いても関西からは

  離れたくないと思っていたので、

  私にとってぴったりの就職先です。

 

 

M:どんな準備をしていたの?

 

 

壷:私も最初から就活がうまくいっていた

  訳ではないんです。

     3年生の1月頃から就活を始めたのですが、

  初めて1次選考に通ったのは4月の終わりでした。
  なかなか選考に通らない時期は

  とても長く感じました。

  でも考えても落ち込むだけなので

  前向きに、楽天的に考えるようにしていました。
  
  初めて1次選考に通ってからは
  就活もうまくいくようになったんです。

 

 

M:なにかきっかけがあったの?

 

 

壷:金融業界に強い就職課の方からの

  アドバイスや面接を経験する中で

  自分なりに工夫していたことが

  結果に結びついたのだと思います。

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M:工夫?
  どんな工夫してたの??

 

 

壷:インターネットを使って面接の情報を集めて

  予習してから面接に臨むようにしていました。

  あと、面接官や一緒に面接を受けている

  学生の話を良く聞いて、言葉の言い回しや

  話し方を学ぶように心がけていました。

 

 

M:就活はしんどかったですか…?

 

 

壷:筆記試験にとても苦戦しました。
  金融系の企業は、一次試験に筆記試験

  と履歴書というパターンがとっても多かったんです。

  

  一般常識のような問題もたくさんありましたが、

  数学や国語の問題もよく出ていました。
  私は数学が苦手なので、

  とても苦労しました。

 

つづく…

 

こんにちは、HKYです。

宮本さんのお話、第3話は

学生生活についてでしたね。
第4話は、入学当時のお話を紹介します。

 


H:結構長い時間色々聞いてすみません。

  もうちょっとだけ聞かせてくださいね。
  

  入学した時って、新しい生活への

  期待とか不安ってありましたか?

 

 

宮:入学する時って、友達できるか

  すっごく不安でした。

  でも、大阪経済大学では入学してすぐ

  新入生キャンプがあって、

  そこで友達ができたので安心しました。

  ※新入生キャンプは、経済学部、経営学部、

   情報社会学部は入学後すぐ。
   人間科学部は、GW後に実施。

 

 

H:キャンプで思い出に残ってることってある?

 

 

宮:とにかく、

  さまざまな取り組みが詰まってて

  おもしろかったのを覚えています。
  ハートアクティビティという

  人間関係を考えるアクティビティは

  楽しかったです。

   

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  (写真は本学の新入生キャンプの様子)

 

  昨日までほとんど知らない人と

  ゴールに向かってやり遂げるってのも

  はじめてだし、何より、チームでやりきることの

  大切さと難しさを体験できたのはよかったです。

 

 

H:僕も行ったことあるけど、すごいよね。

  結構ワイワイやってたし、みんな。

 

 

宮:先輩サポーターのフォローがあったから

  より一層よかったなって思いますよ。
  いい雰囲気をつくろうと

  努力してくれている姿をみてて、

  あんなこと自分もできるかなって思いました。

  あと、経済学部って女子学生が少ない分

  結束力も高まった気がするかな。

 

 

H:確かにそういう側面もあるかもね。

  話はかわるけど、受験生の頃、

  大学についてどんなイメージ持ってた?

 

 

宮:私の出身校は、

  大学と連携プログラムをもってて、

  高校生のころに大学に行って
  講義を受けていたんです。

  高校生なのに大学生扱いで、

  課題も大変で、大学生ってこんなに大変なんだ

  と思ってました。

  他の子たちは楽しいって

  イメージをもってたみたいだけど、

  私はそんなことなかったです。
  

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  でも、入学してわかったのは、

  大変なこともあるけど、楽しいことも多いですね。
  
  今、振り返るといろんな経験できたし、

  西日本インカレで1番になれたし、

  就職も希望する方向にいけたしで、

  大阪経済大学に入学して本当によかったと思います。

 

 

 

結果的に自分が納得・満足できる

大学生活を送った宮本さん。

お話をお聞きして感じたのは、

誰かに何かを言われてやるのでなく、

とにかく自分からやってみようという意識でした。

言うのは簡単ですが、実行することが大変なのに、

やっていった姿勢は彼女らしいなと思わされました。

 

宮本さん、ありがとうございました。  


 

 

こんにちは、HKYです。

宮本さんのお話、第2話は

卒業論文についてでしたね。
第3話は、学生生活のお話を紹介します。

 

 

H:公務員試験も、卒論も

  すごいエネルギーがいる事だよね。

  学生生活もなんかいろんなこと

  してたっぽいけど、この4年間どうでした?

 

 

宮:とにかく資格とろうと思っていました。

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H:なんで資格なの?

  受験生からもよくどんな資格とれますか?

  って聞かれるんだけど。

 

 

宮:就職に役立つイメージでした。

  でも、今思えば就職に単純に役立つ

  なんてことないんですけど。

 

 

H:とった資格は全部でいくつ?

 

 

宮:4つです。

  MOSスペシャリストは、

  やるのが当然って感じで受けてました。
  秘書検定は、秘書になりたいとかではなく、

  マナーを身につけようと考えて受講してました。

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H:僕の大学生の時の意識との

  違いがすごくてビックリです。

  資格講座を受講するにあたって、

  なにか意識していたことってある?

 

 

宮:うーん。そうですね。

  一つ一つの事に対して

  目標を決めてやろうと思っていたかな。

  就職に役立つといったけど、

  それと目標は強く結び付いていない気が・・・

 

 

H:いやいや、十分ですよ。

  積極的だった結果、公務員という道が見えて、

  結果がでたわけだしね。

  

  サークルとかは入っていたの?

 

 

宮:それ!!

  いま思い返すとすごく後悔してて、

  何も入っていなかったんです。
  サークルとかボランティアとか

  もっとやっとけばよかったって。
  

  でも、公務員対策で必死だった

  というのもあるんですけどね。

   

 

 

積極的にできることをしていた宮本さん。

次回は入学当時について紹介します。
 

 

こんにちは、HKYです。

宮本さんのお話、第1話は就職についてでしたね。

 

第2話は、卒業論文のお話を紹介します。

 

 

H:卒業の関門である卒業論文は

  何をテーマにしているんですか?

 

 

宮:まさに今、最後の追い込みなんです。

  テーマは「大学を選ぶ基準として偏差値は
  気にするか(2012月1月現在)」です。

 

 

H:いつから準備し出したの?

 

 

宮:ちょっと遅かったんですが、

  公務員試験に合格した夏ごろからです。

 

 

H:就職活動終わってからというのは

  よくある話なので、そんなに遅くないよ!!

 

 

宮:そうですか??

 

 

H:卒業論文の情報収集は

  どのような形で進めてるのかな?

 

 

宮:既存データの収集をして、分析しています。

  なかなか手に入らないものが多く

  苦労しています。
  

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  やってて再認識させられるのですが、

  偏差値を基準にしているというのが見えてきます。

  自分の学力にあっているという前提で

  選んでいますね。

  

  他には知名度があります。

  とにかくみんなが知ってる大学に行きたい

  という理由だけですね。

 

 

H:なるほど、興味深いですね。

 

 

宮:もちろんそうした理由が

  ダメだとは言いません。

  大切な理由だと思います。
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  だけど、それだけで大学を決めてしまうと

  入学後のミスマッチが非常に

  大きくなってしまうのではないかと考えます。

 

 

H:それって本当にもったいない話ですよね。

 

 

宮:はい。

  ここをどう結ぶかにいま悪戦苦闘しています。

 

 

 

 

公務員試験後に取り組み出したとは思えないほど、

しっかり卒業論文について考えている宮本さん。

 

次回はキャンパスライフについて

振り返ってみたいと思います。