ルーブル美術館やオルセー美術館など、パリには世界に名だたる美術館があるのですが、今回訪れたのは、そした巨匠とはまるで正反対のこじんまりとした博物館。
こちら何の博物館かと言うと、言語や言語学を扱った博物館で、名称をムンドリングアMundolinguaといいます。
この博物館、もちろん学術的な意義はあるのでしょうが、まあそれはそれとして、むしろ今回印象に残ったのは、随所に見られるシュールな要素や、巨匠には絶対ない「ゆるい」展示物です。
まさに博物館界のゆるキャラといった感じです。
一昔前の散らかったオフィス?
いえいえ、これもれっきとした展示物です。
なんでも言語を記録する媒体の変遷の歴史なんだとか。
埃にもまみれて、時代感がリアルです。
ホラーハウス?
どうやら発音のメカニズムの説明のようです。
展示に洋服用のハンガーを多用してます。
いったいこれはなんでしょう?
魔除け?
よくよく見ていくと「言語は芸術artでもあり、情報infoでもある」という意義のあるご指摘。
それにしてもキューブ状のモビルはいったい何を意味しているでしょうか?
ここにもハンガーです。
モノがあふれかえります。
どこ&なにを見たらよいのでしょう。
ここの通路を通ると、かなりの頻度で手すりに腰をぶつけます。
入場料もたった7ユーロ。
パリにお越しの際は訪れてみてはいかがでしょう。
以上、まもなく帰国の鈴木がお送りいたしました。
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- 2017/08/24
- 教員