6月30日(土)に講演をしました。
タイトルは「ワインはなぜわかりにくいのか?――グローバリゼーションと産地主義――」です。
講演会受講者78名、テイスティング参加者46名、ご来場下さったみなさま、ありがとうございました。
当日の内容です。会場はC31教室。
第1部:世界と日本とワイン
第2部:フランスワインのプレザンス(存在感)
第3部:ワインにとっての理想郷とは?
第4部:新たな敵:資本主義グローバリゼーションの到来
――安ものワインの脅威
第5部:グローバリゼーションのさらなる試練
――フランス銘醸ワインついに敗れる?!
結論 :ワインはやはりわかりにくかった
フランスのワイン、とりわけ、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワインは、なぜ価格があれほど高いのか?
というテーマをフランスの歴史を振り返りながら考察しました。
鈴木ゼミ生2名による資料や台詞の朗読です。
講演後の質疑応答では、「スーパーに売っている無添加ワインはどうなのか?」や
「フランスワインの今後の可能性はどうなるのか?」など、多岐に渡る内容の質問がありました。
そして、会場を移してテイスティングのコーナーです。
銘柄を隠して、産地やぶどう品種を当てるブラインド・テイスティングです!!
職員の後藤さんによる試飲方法の説明も堂に入っていて、みなさん真剣に取り組んで下さいました。
こちらが正解のワイン。
フランスの他にも、ニュージーランド、オーストラリア、カリフォルニア州などワインの名産地が続きます。
6種のワインを開けて、さらに全員分のカップの注ぐのですから、なかなかの大変な作業です。
私が講演でお話しをしている間に皆さんが準備をしてくれました。
さらに、近隣で飲食店を経営する方や、ゼミ生にも助けてもらい、
テイスティングも無事終えることができました。
来場者からスタッフへの嬉しいねぎらいの拍手も頂きました。
他にも、地域活性化支援センターの柏原先生、研究支援課の職員の方々など、
多くのご支援があって実現した講演会&試飲会です。
みなさまありがとうございました。
これからも折りをみて実施してゆきたいと思っています。
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- 2018/07/10
- 教員