2022年7月3日(日)第70回全日本学生剣道選手権大会が日本武道館で行われた。
この大会には各地区の大会を勝ち上がった176名の選手が出場。
本学からは京田(経営4)が出場した。
1回戦の相手は関東大会を勝ち上がった高橋(日本文化大)。
京田は開始から前に出て相手を押し優勢を保つが決め手がないまま所定の時間が過ぎてしまう。
延長に入り京田は気持ちが切り替わったか猛然と攻め、相手がたまらず後退りする。
相手をコーナーに追い詰めたところで京田の小手が決まり、1回戦を突破する。
2回戦は東海大会準優勝の土屋(中部学院大)と対戦。
両者とも始めから積極的に前に出る。打ち合いが続いたところで京田が警告を受ける。
これに奮起したか、京田が怒涛の攻めで面が決まる。
相手も反撃に出るが決め手を欠きタイムアップ。
3回戦の相手は中四国大会ベスト16の槌谷(香川大)。
開始から両者とも激しくぶつかり合う。体格に勝る相手は接近戦で京田を押していく。
両者とも決め手を欠き、延長戦に入る。
ここでも膠着状態が続くが、京田は相手の虚を突き喉元に突きを繰り出す。
これが見事に決まり、3回戦突破、ベスト32に進出する。
4回戦は強豪中央大学の小畔。大柄で京田との体格差は歴然。苦戦が予想される。
京田は開き直ったかここまで以上に開始からどんどん前に出る。
3回戦の京田の突きを見たのか相手が警戒し、明らかにやりづらそうな動きとなる。
一進一退が続き決着はつかず延長戦に。
体格、パワーに勝る相手はじりじりと前に出始め、最後は高いところから面を狙う。
京田はこれを防ぎきれず面を決められ敗戦となった。
敗れはしたものの、4回戦進出ベスト32は立派な戦績である。
秋の団体戦、全日本学生剣道優勝大会も出場できるよう剣道部一丸となって頑張ってもらいたい。
1回戦 京田(大阪経済大学)小手○-●高橋(日本文化大学)
2回戦 面 ○-●土屋(中央学院大学)
3回戦 突き○-●槌谷(香川大学)
4回戦 ●-○小畔(中央大学)