2019年11月24日(日)関西学生ラグビーリーグ戦(Bリーグ)最終戦が追手門学院大学で行われた。対戦相手は京都大学。この試合に勝ち、5位が確定すると全国地区対抗大会の出場権が得られる。何としても出場権を獲得したい。
開始早々、両チームともゴールラインに迫るシーンが訪れる。しかし、ディフェンス陣に阻まれ、得点にはつながらない。9分京都大学はモールで押し込みトライ。キックも成功し0ー7と先制される。本学が波に乗れない間に、相手はパントをキック直後にカットし、チャンスを広げていく。しかし、ここは本学ディフェンスが踏ん張り持ちこたえる。21分ようやくチャンスが訪れる。左サイドに出たボールを的場(経済学部4年)、西川(人間科学部4年)と回し、最後は笹部(経済学部4年)が左から中央に回り込みトライ。キックは失敗し5ー7となる。28分には相手に1本目のトライと同様の攻撃でトライ、キックを決められ5ー14と突き放される。30分相手キックのこぼれ球を山田(情報社会学部1年)が奪い、相手ディフェンスの間をすり抜けトライ。藤原(経済学部3年)のキックも決まり12ー14と追い上げる。しかし、39分にまたもキックをカットされ、そのままゴールに運ばれてしまう。このまま12ー21で前半が終了する。
後半は序盤本学ペース。6分ゴールライン手前の押し合いからボールを出し、最後は笹部が軽やかにステップを踏みトライ。藤原のキックも決まり19ー21となる。中盤は両者1本ずつトライを決める。本学は藤原がキックパスを試み、そのボールが三輪(経済学部3年)につながりトライ。26ー28と僅差。勝負は終盤に持ち込まれる。
残り時間わずかとなったところで相手が左サイドにトライを決め、勝負あったと思われた。しかし、あきらめない。その気持ちが伝わるプレーが展開される。最後のワンプレーと思われる時間帯、西川が密集から抜け出しトライを決める。藤原がキックを落ち着いて決め、土壇場で33ー33とついに同点に追いつく。この時点でまだホイッスルは鳴らない。次のプレーで相手に深くボールを持ち込まれる。ここで痛恨の反則。反則で得たボールで相手はペナルティキックを選択。これが決まったと同時に終了のホイッスル。33ー36で悔やんでも悔やみきれない敗戦となった。この結果により、本学のBリーグ7位が確定。今シーズンが閉幕した。
【試合結果】
大阪経済大学 33ー36 京都大学
前半 12ー21
後半 21ー15
【最終順位】
1位:関西大学
2位:龍谷大学
3位:追手門学院大学
4位:大阪産業大学
5位:大阪国際大学
6位:京都大学
7位:大阪経済大学
8位:神戸大学
9位:大阪教育大学
10位:花園大学
11位:大阪学院大学
12位:帝塚山大学
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