２０１９年４月３０日（火祝）、平成最後の日「関西学生サッカーリーグ戦（前期）」、第５節、関西学院大学戦がヤンマースタジアムで行われた。本学は第４節を終えて３敗１分勝ち点１で最下位。このままズルズル行かないように歯止めをかけたいが、相手は３位の関西学院大学。厳しいゲームが予想される。

　

開始から関西学院大学がボールを支配し、本学は防戦一方。ＤＦがしっかり処理するも、攻撃を仕掛けた途端に相手の個人技ですぐにボールを奪い返されてしまう。しかし、前半１０分、相手ゴールに近づけないならと右寄りから西田（経済学部４年）が右足を振り抜くとボールは鮮やかにゴールネット左上に突き刺さる。豪快かつ鮮やかなミドルシュートで１点を先制。これで硬さが取れたか、本学の動きが良くなる。だが、相手も黙ってはいない。次々とゴール近くに持ち込まれシュートを放たれる。ああ、ダメかと思う場面が何度も繰り返されるが、その度にゴールキーパー田中（経済学部４年）が右へ左へ上へボールを弾いて相手に得点を許さない。前半終了寸前相手ＤＦの隙を突いてゴール前で１対１に持ち込むが惜しくもオフサイドの判定。そして前半終了のホイッスル。前半を終えて１ー０。

　

　

後半の出だしは両者互角の展開。後半５分、山岡（経済学部４年）が右隅からゴールを狙うが外れてしまう。その直後、ゴールエリアのすぐ前でフリーキックを与えてしまうが、フリーキックは左上に外れて命拾い。この後フリーキック、コーナーキックが幾度となく繰り返されるが、ここでもゴールキーパー田中がボールを弾きゴールを破らせない。逆にチャンスは少ないものの、本学はそのチャンスを見事に実らせていく。後半１６分川崎（経済学部４年）が右から持ち込んだボールをセンタリング、そこに走り込んだ竜田（経済学部３年）が綺麗に右足を合わせ、ボールはゴールネット右上を突き刺す。待望の追加点で２ー０。後半２３分には川崎、竜田と同じコースを小林（経済学部４年）、西田が狙う。西田のシュートはバー中央に当たると同時に真下に落ちる。３点目！と思ったが、審判は得意を認めず幻に終わる。

　

　

焦る相手は怒涛の攻めを見せるが得点に至らない。最後は両者メンバーを変えながら持久戦の展開。そして４分のアディショナルタイムも終わり主審が終了のホイッスル。見事、２ー０で関西学院大学を破った。第５節を終え、１勝３敗１分勝ち点４で最下位を脱し10位に浮上した。

【第５節の結果】大阪経済大学　２ー０　関西学院大学
　　　　　　　　　　　（前半）１ー０
　　　　　　　　　　　（後半）１ー０