こんにちは!広報スタッフMSPです。
第1話では池井さんの就職活動のお話を紹介しました!
第2話では、池井さんの卒業論文のお話を紹介します。
M:では続いて、卒業論文(以下、卒論)の
テーマを教えてください。
池:「歩行に関する一考察 -擬似妊婦の障害物歩行-」です。
M:どんな研究なんですか?
池:妊婦さんはおなかが大きいので、足元の視界が狭く危険です。
そんな妊婦さんは妊娠していない人と比べて、
歩くスピードや歩幅に違いはあるのかということについて調べています。
M:どうやって調べるんですか?
妊婦さん呼んだの?
池:妊婦を疑似体験できるスーツを着るんです。
そして特別な機械を使って歩行時の前後、左右、垂直への
力のかかり方を測る実験をしました。
(こんな装置を使って研究しています!)
M:大学にはそんな機械があるんですね!
どんなところが大変ですか?
池:データ処理です!
この研究はデータ数がとっても多くて、
処理するのにも時間がかかるんです。
1秒間に約2400個ものデータを取ることができる機械で、
1人あたり約3秒のデータを取ります。
しかもそれが7人分…。
M:全員のデータを合わせると……………
考えないでおきましょう。
卒論に取り組んでみてどう?
池:それまでとても苦手だったパソコンが使えるようになりました。
膨大なデータを処理する中で、精神的にも強くなれたと思います。
卒論があるからこそ4年生になっても毎日学校に来ているし、
4年間で1番勉強していると思います。
また、卒論を進める中で、ゼミ内で発表する機会がたくさんあるんですが、
私たちが発表したことに対してゼミのメンバーは本音で指摘してくれます。
私ももちろん、他の人の発表には本音で指摘します。
私の所属しているゼミはとっても一体感があるんですよ。
つづく…
- 2012/11/30
- 人間科学部