こんにちは。広報スタッフMSPです。
前回は岡さんの
就職活動のお話をお届けしました。
第2話では、岡さんの卒業論文(以下、卒論)
のお話を紹介します。
M:早速ですが、卒論のテーマを
教えてください。
岡:「四肢の運動制御に関する一考察」です。
M:内容を簡単に教えてください。
岡:まず、合図があったら足元のスイッチを
踏むという実験をしてもらいます。
その結果を基に、機能足(利き足)と
支持足(軸足)では反応時間に差はあるの
かということについて研究しています。
M:とても難しそうな研究ですね。
どうしてそれについて
研究しようと思ったの?
岡:この研究テーマにしたきっかけは、
先輩が「上肢に関する一考察」という
テーマで研究していたのを見たからです。
先輩の研究は、左右の指の
反応時間について研究したものでした。
私は高校時代、陸上をしていたので、
じゃあ足ではどうなるんだろう?という
疑問が生まれたからです。
M:身近な疑問が研究テーマになったんですね。
どんなところが一番難しかった?
岡:実験をするために装置を
一から自作した所です。
(写真はイメージです)
装置を作るのは初めてでしたが、
板や導線などの材料集めに始まり、
何も知識がない中で、装置に詳しい先生や、
先輩に教えてもらいながら
なんとか完成させました。
本当に苦労しました。
つづく…
- 2012/10/05
- 人間科学部