こんにちは。広報課のコバです。
今日は、12月9日(金)に「大経大防災協議会」所属の学生を中心に行われた大隅西小学校との合同避難訓練の様子をお伝えします。
「大経大防災協議会」は2015年10月に学生の有志で発足しました。詳しくは学長ブログの野風草をご覧くださいね。
合同避難訓練は、子どもたちのいる小学校から始まりました。
9時55分、巨大地震発生の放送が小学校内に流れると机の下に隠れていた児童が次々に
グラウンドへ集まり、次の津波警報発令放送で、全員が大阪経済大学に避難しました。
子どもたちは、2列に並んで隣の大学まで移動します。
大学敷地内に到着すると、1、2年生はC館屋上、3年生以上はD館8階へと足早に避難。クラスごと列を崩すことなく落ち着いて、静かに行動する子どもたちには驚きでした!!
指定場所への避難が無事終わると、1、2年生はD-10教室、3、4年生はD-80教室、5、6年生はD-11教室に分かれて各教室で学生による防災講座が開かれました。
防災講座は、地震や津波の写真をプロジェクターで写し、震災の怖さを学生が説明します。子どもたちは真剣な面持ちで学生の話を聞いていました。
写真を見た後は、震災時に持ち出すグッズの説明です。
防災用かばんからグッズをひとつずつ取り出して説明する学生に聞き入る子どもたち。
「まさかの時のために今日から身近にあるものでいいので自分で避難グッズを準備してくださいね。」と話す学生に子どもたちは元気に「はい。」と手をあげてこたえていました。
グッズの説明の後は、楽しい震災クイズが始まり、目を輝かせて積極的に手を挙げ、元気よく回答する子どもたちの声が教室に響きわたりました。
3、4年生の教室では講座の最後に、一人一人にキッチンペーパーと輪ゴムが配られました。
学生の指導でお手製のマスク作りの体験をしました。折り紙の要領で折ったマスクをつけ嬉しそうな子どもや、「みんなのようにできない。教えてください。」と手を挙げ学生に訴える子どもなどあかるい笑い声の中、防災講座は終了しました。
学生たちは、自分の担当のクラスの子ども達を小学校まで送り届け、避難訓練は無事終了しました。
今回の合同避難訓練及び防災講座実施の運営に携わった学生の皆さん。お疲れ様でした。
- 2016/12/16
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