ボジュ♪

 

 

 

鈴木隆芳(すずきたかよし)です。

 

 

えー?鈴木くん? 

いい人だと思うけど、結婚となるとねー、

ちょっとねー

だって、鈴木くんてさー……(以下、自粛)

 

「良い人ね」とか「好き」とかまでは言え

ても、じゃあ、その人と結婚できますか?

となると話は別です。

 

そうなんです。結婚する時って、だれもが

エゴイストなんです。

「だれも傷つけたくないの♪」なんて悠長

なことは言ってられません。

 

えっ、でも、お見合いはどうなの?

と言うかもしれないけど、お見合いだって、

お膳立てする人のそれはそれは厳しいお

めがねにかなったうえで、「ステキな人が

いるわよ」となるので、やはり裏では厳し

い審査が行われているはずです。

 

つまり、「だれと結婚するか」という選択で

は、人の本性があらわれるのです。

 

さて、ここからが本題。

結婚が社会の実態を暴く、という話し。

 

1868年以来、合衆国憲法は、法の下での

平等を定めてきました。

ですから、アメリカには人種差別は、あっ

てはならないことになっています。

しかし、です。

フランスの人口学者エマニュエル・トッドは、

結婚の実態に注目することで、「あっては

ならないこと」がいまだ存在することを明ら

かにしました。

 

アメリカで、黒人女性に配偶者がいる場

合、その98%が黒人です。人口における

黒人比率は13.1%(2011年)ですから、こ

の数値はどうみても異常です。

黒人女性にとって、多数派であるはずの

78.1%を占める白人男性と結婚すること

は、極めて難しくなっているのです。

つまり、黒人女性と白人男性の結婚件数

は絶望的なほど少ないことになります。

 

さらに、黒人女性の半数以上が未婚の母

だというのです。

 

合衆国は多人種普遍主義を掲げる国です。

ですが、こうした徹底した人種内での結婚

の実態を見ると、そうした理念がまだまだ

途上にあることがわかります。

 

では、日本の社会はどうか。

 

アメリカの例が、容赦のない現実を叩き付け

たように、結婚の実態を調べることで、日本

にも進行中かつ喫緊の問題があることが見

えてきます。

 

もし、仮にですが、ルックスや性格だけで結

婚相手を選んだとしましよう。相手の収入は

いっさい気にしない、ということで。

 

その場合、二人の結婚後の合計所得額が

いくらになるかは、まあ言ってみれば、運で

す。相手の収入は問わず結婚したのですか

ら。

 

しかも、つい最近までは、「夫の所得が高け

れば妻は働かない」というダグラス・有沢の

第二法則(なんだかすごいネーミング。第一

のほうも気になっちゃう)というがありまして、

結果、結婚は収入格差の是正に一役買って

いました。

 

ところが、です。ここ最近の結婚は事情が異

なるらしい。

 

結婚は、さらに格差を拡大する!

富めるものはさらに富み、窮するものはなお

窮する。

そんな凄惨な現実があるようです。

 

次回は、そうした結婚と格差について。

 

今回の参考図書

エマニュエル・トッド『帝国以後――アメリカ・

システムの崩壊』石崎晴己訳、藤原書店、

2003年。

 

10数年前、パリに留学していた頃、本書訳者

である石崎先生に連れられて、パリにあるトッド

さんの家を訪れたことがあります。あのソビエト

連邦の解体をかつて予言した偉い学者さんで

すから緊張しました。

それはそうと、実は、その日は、トッドさんにとっ

てまさに人生の節目の日だったのです。それが

どんな節目かはここではとても書けません(涙)

あっ、でも、そのうち話しちゃうかも。あと、トッド

さん、机の上が片付けられない人でした……

私と同じだ。

 

 

                     ライブの告知

告知というのは、普通はライブ前にやるものなん

でしょうけど、これは「ライブやりました」という後

だし告知。名付けて、告遅!わおー

留学生新歓パーティーにてPerfume

Baby Cruising Loveをゼミ生とともに演奏しました。

地中海風アレンジ?でした。

 

向かって左から、木村圭佑くん(オーボエ!)、

宮地舞さん(歌)、松本香織さん(歌)、

私(DJ とプログラミングとわけのわからない電子

楽器)(写真by竹ちゃん)

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鈴木隆芳
経済学部 経済学科