こんにちは。経済学部教員の上宮智之です。

 

大学はもうあと1か月ほどで春学期が終わります(大学は春と秋学期の2学期制)。

講義が佳境に入るこの時期(6月末から7月上旬)は夏の学会シーズンでもあります。

大学教員は、普段講義をしているだけではなく、週末を中心に、各地(国内や海外)

で開催される学会や研究会にも参加します。そこでは新しい研究成果を聞いたり、

みずからの研究成果を発表したりします。

 

上宮も最近,学会や研究会のために,仙台や福井に出張しました。

学会出張は、あくまで研究のためですが、空き時間を利用して研究者仲間たちと

観光する・美味しいものを食べる、という楽しみもあります。

お土産選びも毎度楽しみにしています。

 

今週末(628日・29日)は、マルサス学会に出席するため、

北海学園大学へ行きます。そう!北海道!学会がなくても,

共同研究の関係もあって,上宮は年に2回以上のペースで北海道を訪れています。

何度行っても北海道は楽しく,美味しいものがいっぱい。あまり時間がないとき

でも新千歳空港のお店を見て回るだけでも十分に楽しめます。

 

 

ときとして研究がうまくまとまらずに落ち込むこともありますが,

学会出張は密かに毎回楽しみにしています。それでは北海道にいってきます!!

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上宮智之
経済学部 経済学科

ボジュー。こんにちは。経済学部の鈴木隆芳(すずきたかよし)です。

このブログが皆さんのお目にとまり嬉しく思います。

6月に入り、就職活動中の4年生の中には、

企業から内定(「うちの会社に来てね」という約束みたいなもの)をもらった学生もいます。

 

さて、突然ですがここでクイズです。

そんな企業が学生に求める能力の1位はなんだと思いますか?

 

資格? 成績? 英語? 専門知識?

 

これらも大切なはずだけど、正解はちがいます。ダントツ1位があります。

その能力はここ10年近く連続1位ですから、まさに圧倒的なのですが。

さて、それは……

 

コミュニケーション力です。

 

……うーん、わかるような、わかんないような

 

でも、ところで、コミュニケーション力ってなんでしょう?

 

楽しくお話ができること。人前で発表できること。そんなイメージではありませんか?

そのとおりだとは思うのですが、ただ、それだと人見知りの人や、

引っ込み思案な人ってすごく不利になってしまいますね。

 

でも、本当のコミュニケーション力って、それだけではないと私は思います。

もっといろいろな可能性があるはず、とね。

 

平田オリザ先生が言っていたことですが、今の若年層(皆さんのことですよ!)は、

中高年世代(私のことです(涙))よりも、コミュニケーション能力が実はずっと

高いのだそうです。ファッション・センスにすぐれて、ダンスや歌が上手くて、携帯

メールやSNSを巧みに使いこなして、幅広く自分を表現できる。一方で、おじさんは、

服はダサイし、カラオケじゃ昔の歌しか歌わないし、ダンスは見るも無残、メールも

なんだか意味不明。(ちょっと極端かな)

 

そこで、そんな人たちとは関わりたくないって気持ちはすごくわかるんだけど、

そう簡単にはいかないのが困ったところ。だって、社会の中核にいるのは、

なんだかんだ言っても、そんなわけのわからない中高年の大人だからです。

将来、皆さんにどんなに行きたい会社があっても、その人たちから「いらない」と

言われたらそれでハイ終了!なんです。困ったねー。どうしよー。 

 

えっと、今回はここまでです。対策は次回考えましょう。(「おいっ(怒)話しが

途中じゃないか」というお叱りはごもっとも。でもね、あんまりいっぺんに書いちゃいけないんだってさ。)

 

今回の参考図書:平田オリザ『わかりあえないことからコニュニケーション能力とは何か』講談社現代新書。

「わかりあえないことから」というテンションの低さがラブリーです。

私の授業でも使っています。コミュニケーションって人見知りでもいいんだ、と納得しました。おすすめです。

 

つづく(といいなー)

 

 

鈴木隆芳
経済学部 経済学科