こんにちは!人間科学部3年のいっしーです。

 

いっしーが面白いと思った本を頼まれてもいないのに勝手に紹介する

月イチコーナー、第18回。

今回の本。

 

 

大久保康雄訳『スタインベック短編集』

 

スタインベックは『怒りの葡萄』で

ピューリッツァー賞とノーベル賞を受賞しています。

 

この本は「   英米文学作品研究B   」という授業で読んだのですが、

難解…違うな。難儀…だな、というのが正直な感想でした。

 

ほとんどの短編作品がそうであるように、

この本もどれもが多くを語りません。

というか、語らなさすぎじゃないかとさえ思いました(笑)

 

私が単に読解力に乏しいというのもあるのでしょうが、

「え!終わるのかよ!結局どういうことだったんだよ!」

と思わず突っ込みたくなる作品が大半で、考えたこと考えたこと…

 

諦めなのか、失望なのか、絶望なのか、喪失なのか、

登場人物がうなだれながら何かを呟いて終わる、というラストが多いんですよね。

それが何を意味しているのか。

実は未だに分からないのもあるのですが、←

「そういうことか!」と分かった作品は同時に、

ぞっとしました。

ま、まぁ、解釈は人それぞれだし、私のが正解とも限らないのですが…

 

もう少し内容に触れると、

作者が農場や商店で働いていたこともあってか、

自然がたくさん出てきます。

マニアックな植物の名前や作物の育て方などが普通につらつら書いてますし、

たいてい自然に囲まれた小さな村が舞台になっています。

 

その、ね。

娯楽も人も少ないことがまた

煮詰まっちゃう原因になる場合もあるというか…

だったらその逆がいいのかというと、

必ずしもそうではないんですけどね。

 

 

 

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いっしー
人間科学部 人間科学科
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