こんにちは、経済学部4回生のピポサワです。


毎週一回四条大橋で、


毎月一回あいりん地区で吹き出しとともに行っているフリー肩たたき!


このフリー肩たたきをやっていると色んなであいがあって、そこからやりたいことや可能性が広がっています。 


僕が特に広がっている可能性の中で、このフリー肩たたきでやっていきたいと思っているのが西成区のあいりん地区における孤独死の問題をはじめとした日本における貧困問題を少しでも同世代の人たちに知ってもらい、日本で実際に起きてる現実問題として実感して何かを感じるきっかけづくりを創出すること。


以下の文は僕の20歳そこそこの経験と知識による考えで、至らないところはありますが、今の僕が感じている正直な気持ちと問題意識です。

長い文になりますので興味のある方によんでいただければと思います。

 




僕たちの世代は学校教育や普段の生活の中で、あいりん地区は日雇い労働者やホームレス、その他に色んな怖い人が住む土地で、そこで生活する人もある程度自分の選択のなかでそこにいるという感じで教えられ、僕たちの世代においてそういった認識をもっている人がほとんどだと思います。 

ホームレスや暴力団がたくさんいて怖い。 
あまりかかわりたくない。ちかよりたくない。 
自分達の生活には関係ない。その人たちが選んだ道。。。 


僕は正直、中学、高校の頃はこんな認識でした。 
(ちなみに今は西成の小学生が、あいりん地区のおっちゃんたちの話をきく教育なども実際にすすめられているみたいです。)

でも僕がフリー肩たたきや吹き出しによってみてきたあいりん地区の実際や現実は、違っています。 
例えば身寄りのいない、つまり保証人のいない老人が生活保護などの支給をを求めて区役所にいくとする。すると西成までの電車賃をわたされ、「ここにいきなさい」とつまはじきにされる。こんなマンガの都市伝説みたいなことが実際におきていてこれが日本の現実問題だったりする。 特に孤独死問題は日本においてひろがりつつあります。


でも僕たちは、マスコミやまわりを通して、海外の特にアジアの貧困の話をきいてもこういう話はあまりきかない。 


ボランティアというものがここ数年で、カッコいいファッション的なものとして、僕ら若い世代で浸透してきて本当に真剣に取り組む人が増えてきた。 


それは本当にいいことだと思う。 


そしてなかでも特に「アジアの国に学校を建てたい」など海外の貧困に取り組む、国際協力に興味をもつ学生が本当に増えてきた。社会的にも、とてもいい流れだと思う。 そしてこれによって、広く世界を見てから自分の身の回りのことに気づく学生や若者も多い。


でも、 


僕は正直くやしい。。。 


自分たちの国にも解決しなければならない問題がたくさんあるのに、それを知らずに、海外にいってしまう人が多いことに。 
他の国の子どもへの取り組みには関心をもつのに、自分達の国の老人への取り組みはすくない現状に。 

これは個人の問題というよりはシステムの問題だと僕は思っている。 
だから国際協力が悪いというわけではないし、むしろ当然ではあるけどいいことだと思っている。 


ただ正直くやしい。社会貢献に興味を持った若者に少しでもあいりん地区の問題、日本の貧困を知って欲しい。国際協力で海外に旅立つ前に一度、西成の炊き出しにきて何かを感じて欲しい。それが正直な今の僕の思いで、そのきっかけを月、一回のあいりん地区での炊き出しとともに行っているおっちゃんへの肩たたきを続けていくことでつくりたい。 


学生が肌で実感して、何かを感じるきっかけをつくりたい。 


孤独死問題やこのあいりん地区の問題というのは「自分は一生この問題に取り組んでいく」という気持ちと責任が必要な問題で、僕は正直、これまでのブログでかいてきたようにすでに自分で一生をかけてかえていきたいものがあり、この問題に責任もって真正面からはとりくめない。 
だけどフリー肩たたきを通してこの問題を同世代に知ってもらう発信者になって、いつかそこから本気でこの問題に取り組む同世代が出てきてくれたらと思う。 


幾分、他人任せだけど、僕は僕ができる範囲、つまり発信することでこの問題にとりくみたい。 


先日、フリー肩たたきで肩を叩いたおっちゃんは、ダンプカーではねられて右足が90°にまがっていた。肩を叩いていても体のいたるところにガタがきてるのがわかった。 
でもおっちゃんは僕にダンプカーにはねられた話をするときも、その他の話をするときも世間やそのダンプカーに対する憎しみだったりそんなものをいっこうにださない。ただ純粋にそして淡々に穏やかにはなしをしてくれた。 



僕はたぶん、このおっちゃんのこの純粋な部分は一生忘れないだろう。 



どんな人でも次の世代に何か残したいものがあるとおもう。それはものかもしれないし、自分の人生に拠って形成された人生観かもしれない。 

それは独り身の人でも同じだと思う。だから、少しでも多くの人がこの地にきて、おっちゃんたちの話をきくカタチができたらなと思う。とにかく話を聞くところからはじめる。 僕がこの地でフリー肩たたきを続けることで学生とおっちゃんたちが、集団ではなく、個人で、一人対一人でお互いのあたたかい部分を感じあえるコミュニティをつくれたらなと思う。

ぼくは、そこから何かがかわるんじゃないかなと思っている。そしてそれが日本の孤独死問題に対して今の僕が出来る取り組み。ちっちゃいことだけど意味のあることだと思っている。 
僕はそのためのひとつのツールとして西成でのフリー肩たたきを続けていきたい。 

現地で本気で取り組んでいる人からしたら、失礼なほどあまい認識からの考えかもしれないけど少しでも同世代の次なる一歩のきっかけをつくりたい。


「長い長い文でしたが、僕の思いを最後まで読んでくれてありがとうございます」 

四条大橋でのフリー肩たたき風景

四条大橋.jpg



ピポサワ 

ピポサワ
経済学部 経済学科
  • ホーム