(春季リーグ戦)第3節:京産大を追いつめるも勝ち点逃す...

2019年4月20日(土)、21日(日)、22日(月)、関西六大学野球春季リーグ戦、第3節、京都産業大学戦がわかさスタジアム京都で行われた。1回戦を3ー2で勝利するも、2回戦は2ー3、3回戦は4ー9で敗れ、勝ち点を挙げることができなかった。

第3節(1回戦)の結果
  京産大 200 000 000 00 2
  大経大 002 000 000 01X 3

今日こそ白星が欲しい経大の先発は、新谷(経済3)。初回相手2番に四球を許すと、4番にライトへツーベースヒットを打たれ、二死二三塁のピンチ。ここでの痛恨のワイルドピッチで1点を失う。さらに相手5番にライトへタイムリーヒットを浴び、初回から2点先制されてしまう。先発の新谷は、3回7安打されるものの、要所を締める粘りのピッチングで産大打線を3回2失点に抑えマウンドを降りた。3回の攻撃、相手投手の連続四球と犠打で一死二三塁のチャンスを作る。内野ゴロの間に1点を返し、二死三塁の場面でバッターは青木(人間3)。初球をライト前にしぶとく落とすタイムリーヒットで同点に追いつき、試合は振り出しにもどる。4回からマウンドに上がるのは、西(経営3)。代わり端、三人で打ち取ると、ここから西の快投が始まる。5回、6回もパーフェクトピッチング。7回は走者を出すものの、捕手小田(経済4)が自慢の強肩で盗塁を阻止し、結果3人で打ち取る。

6回、先頭の小西(経済3)がセンターへヒットを放ち、犠打で得点圏に走者を進めるも、1本が出ず無得点。7回も三者凡退に打ち取られ投手戦が続く。8回、一死からエラーで走者を出すと、連続四球により二死満塁のピンチを迎える。勝負所でギアを上げた西は、きっちりサードゴロに打ち取り、ピンチを凌いだ。9回の経大の攻撃、西の力投に応えたい打線は先頭打者岡本(経営2)、続く西郷(経済3)の連続ヒットでサヨナラの絶好のチャンスを迎えるも、相手の継投にうまく後続を打ち取られ、無得点。延長戦へと突入。

10回は、お互いに得点なしに終わると、11回からは大会規定のタイブレークにより無死一二塁から双方の攻撃が始まる。失点する確率が高くなる場面であったが、見事に無得点に抑え、一気に流れを引き寄せる。その裏、経大の攻撃、二死二三塁とし、打席に三浦(経済2)が入る。三浦は積極的に初球を叩くと、三遊間を抜くレフト前へのタイムリーヒットとなり、見事サヨナラ勝ち。このリーグ戦初の嬉しい嬉しい白星を獲得した。

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第3節(2回戦)の結果
  大経大 000 000 002  2
  京産大 000 101 001X 3

今日も勝ち星をあげ、今季初の勝ち点がほしい経大の先発はエース内林(人間3)。商大戦から気持ちを切り替え、この試合で念願の白星へと意気込む。3回、二死から小田がレフトへツーベースヒットを放ち、先制のチャンスを作るも、後続が倒れ、得点には至らない。4回、相手1番を内野安打で出塁させると、続く2番に四球を与えてしまう。無死一二塁の場面で最も警戒する相手の3番を迎える。打球はファースト方向へ転がるが、セカンドランナーを三塁で刺し、走者を進めさせない。しかし、牽制の際、ファーストがボールを弾いてしまい、その間に悔しい1点を与えてしまう。これ以上の失点は避けたい中、エース内林は、後続を打ち取り、最少失点で切り抜けた。6回、簡単に二死までこぎつけるも、相手2番に粘られ、四球を与えてしまう。そして、高校の先輩でもある相手3番に強気のピッチングを見せるも、甘く入ったボールを捕えられ、ライトへのタイムリースリーベースヒットを浴び、更に1点を追加されてしまう。

粘りのピッチングを見せる内林を援護したい打線は、今季から先発となった期待の相手投手に8回までヒット2本に封じられてしまう。しかし9回、諦めない経大は、1番津田(人間4)がレフトへツーベースヒットを打つと、2番青木もレフト前ヒットで続く。青木が盗塁を決め、一死二三塁のビックチャンスを迎える。ここで打席に立つのは4番小西(経済3)。勝負強さをいかんなく発揮し、ライトへの2点タイムリーヒットで、土壇場の9回に試合を振り出しに戻してみせた。勢いに乗ってサヨナラ逆転勝利の期待が高まったが、後続が見逃し三振に倒れた。

最終回、しっかり守り延長戦へ繋ぎたい場面でエース内林に代わり、マウンドへ上がるのは中島(経済2)。先頭にライトへツーベースヒット、続く3番に四球を与えてしまう。犠打で走者を進められ、続く5番にも四球を許し、一死満塁の絶体絶命の大ピンチとなる。何とか凌ぎ切りたいところであったが、相手6番にライトへサヨナラタイムリーを浴び、悔しい黒星となった。

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第3節(3回戦)の結果
  京産大 014 020 020 9
  大経大 010 100 101 4

勝った方が勝ち点を獲得する重要な3回戦の先発は田中(経営2)。初回、先頭にライト前ヒットで出塁されると犠打、さらにセカンドのエラーで一死一三塁のピンチを迎える。しかし、落ち着いたピッチングで後続を併殺打に打ち取り、初回を0で立ち上がった。しかし2回、相手6番にレフトへのツーベースヒットを許すと、さらに7番にライトへタイムリースリーベースヒットを浴び、先制点を与えてしまう。しかし、その裏の攻撃、先頭の小西が四球を選び出塁すると、続く5番喜多(経営3)が相手ショートのエラーを誘い無死一二塁とする。その後、走者を進め、一死二三塁のチャンスで7番北田(経済2)。内野ゴロの間にホームをつくも、補殺され得点を奪えない。二死となり先日のタイブレークでサヨナラタイムリーを放った三浦が打席に立つ。この打席も初球をしっかり捕え、センタータイムリーを放ち、すぐさま同点に追いついた。

流れに乗っていきたいところであったが直後の3回、2つの四球で走者を出すと、リーグ戦初登板の才木(情報社会1)にスイッチ。苦しい場面での登板となったが、産大打線にチャンスをしっかり活かされ、4失点のビックインニングを与えてしまう。4回、6番西郷がライト前ヒットで出塁すると後続が走者をすすめ、小田がセンターへタイムリーヒットを放ち、2ー4とつめ寄る。5回からは中島が登板するも、産大打線の勢いを止められず、さらに2失点。徐々に点差を広げられていく。7回、諦めない経大打線は小田がライトへのスリーベースヒットを放ちチャンスメイク。続く津田の犠牲フライで得点を挙げ、8回、9回で逆転を狙ったが、8回にダメ押しの2点を追加され、万事休す。4ー9で敗れ、勝ち点を挙げることができなかった。

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なかなか勝ち点獲得には至りませんが、気持ちを切り替えて、残り3節全力で挑んで参ります。今後とも応援のほど、よろしくお願い致します。

<報告:硬式野球部マネージャー>